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農業灌水(いわゆる水まき)で使う設定1

タイマ(プログラムタイマ)設定

「タイマ設定」と言えば、例えば朝7時ぐらいに水まき(灌水)をしたい、と言う時に使う設定です。
手間をかけない、安価を求めるのであればタイマ設定で1日に数回の頻度で灌水をする、というのが一般的のようですね。

一日に何回水まき(灌水)を行うか

水まきは一日一回、というやり方もあります。が、理想を言えば植物が必要な時に必要なだけ与えるというのが正解ですね。
一日一回の水まきは、言ってみれば水まき直後は水多すぎ、水まき直前は水不足という状態です。
完全に土壌が乾いている状態が続くと植物の生育にもダメージを与えますから、それを考えると土壌が常に湿っている状態、つまり余分め水多めの状態を保つように水やりをする必要が出てきます。
ただそれが本当に植物の生育に良いか、という事と水資源を有効に使えているか、と言うと答えは×になると思います。

これらの事から、一回の灌水量を減らして、灌水の頻度を上げるのが良いですが、管理の手間を考えると一日数回が限度かと思います。
安価なタイマ灌水システムだと一日2回ぐらいだったりしますが、それだと理想からは少し少ないかもしれません。

灌水時間、灌水量のどちらを計測するか

また、灌水の際にはどれぐらいの量を撒いたか、というのも重要です。
可能であれば灌水量を計測するのが良いのですが、そうなると実際に水が流れた量(流量)を計測する「流量センサ」というものが必要となります。
これを揃えるとなると、現時点ではセンサだけで数万円以上と高価な買い物となってしまうため、便宜的に灌水時間で代替しているようです。

水栓を開けた際に、1分間でどれぐらい水が流れるか、というのを予め計測しておく事で、(1分間で流れる水量) × (実際に流した分数) という式で求められます。


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