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Smartとエジプトの虜

シドニー、オーストラリア博物館で展示されている「Ramses & the Gold of the Pharaohs」とても興味深かった。2024年5月19日まで開催されているため、興味がある方は、お勧めする。

何が良かったのか。黄金に輝くファラオの面、言葉にできない程の美しい棺、装飾品。。。全ての展示物に「あっ」と驚く特徴がある。そして、細部まで行き届いた芸術は、人を全く飽きさせない。この展示物が全て3000年も前に造られたと考えると、「Woww」と呟いてしまう。2時間程かけて展示物を見て、やっと出口に辿り着いた頃には、エジプトの歴史の虜になっていた。

ここまでの特徴は、多分誰しもが想像したエジプト、ファラオの展示なのではないかと思うが、この展示の突出すべき特徴として、展示にアミューズメントを多く盛り込んだことだ。Ramses IIの生涯を映画の主人公のように一貫して取り扱っていたこと。多くの映像を用いた説明。一貫した物語を演出することができたのも、Ramses IIの功績が大きかったことは否めないが、この演出でRamses II、エジプトの歴史や文化の虜になってしまった人は多いのではないか。

3000年前の歴史的建造物と、最先端の技術や映像を統合した展示物。最先端の技術を活かし、エジプトの歴史、文化の虜にしてしまう展示は、「圧巻!」の一言だった。エジプトにすぐ行くことができなくても、自分が行動できる範囲で様々な世界観に触れ、知見を広げ続けることは重要である。






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