見出し画像

「交渉」と「お願い」の違いを理解して、会社にとって必要な人材になりましょう

おはようございます!

今日はなかなか給料が上がらないと思っている会社員に向けて。

まず、給料って会社の業績が良くなれば上がるものでしょうか?
「そりゃ、皆で稼いだ利益だから満遍なく還元されてもいいんじゃない?」
と思った方、残念ながらもうそんな時代ではないんです。

会社が払える給料は有限で、この枠をいかに配分するかが会社としてこれから生き残ってゆけるかどうかのカギになります。

つまり、優秀な人には多く配分し、普通の人には少し配分、それ以外の人にはなしというのがセオリー。

どこの企業も優秀な人間を確保することと、優秀な人間に働き続けて貰うことを、最優先させるため、必然的にそうせざるを得なくなる。

だとしたら業績が上がって払える給料の枠が増えたとしても優秀な人には多く、普通の人には少し、それ以外の人には・・・となる。

なので、景気が良くなっても給料は上がらないんです。

これが有名な『パレートの法則』というものです。

パレートの法則とは、経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が、生み出しているという説。

例えば、
・全資産の8割は、2割の富裕層が持っている
・営業利益の8割は、2割の社員が稼いでいる
・全顧客の2割が、売上の8割を占める。

というように、
会社の給料枠の8割は、優秀な人間の2割に配分される、という運命なんです。

なので、会社からの給料をあげてもらいたくば結果を残すしかないんですね。

「頑張っている」というのはあくまで主観であって客観的に数値化して判断できるものではないため、給料が上がる要素にはなりえません。
(人を良く見てる経営者の方であればありえますが)

こういった主張をすることを『交渉』だと思っている方もいますがこれは交渉ではありません。
ただの『お願い』です。

交渉とは、双方が納得できる結果や目的を果たすための話し合いのことを言います。

交渉というとビジネス的な感じがしますが、普段の生活の中でも頻繁に行っています。

奥さんに小遣いをあげてくれるよう言ってみたり
店員さんに値段を下げてもらうよう言ってみたり
彼氏に行きたいお店に連れて行ってと言ってみたり

これらはすべて、どう伝えるかによって「交渉」と「お願い」に分かれます。

交渉において大事な考え方として『BATNA』というのがあります。

BATNAとはBest Alternative To a Negotiated Agreementの頭文字で、「合意が成立しない場合の別の最善の案」のことを言います。

例えば先ほどの会社で給料を上げてほしい場合。
「頑張っているから」とか「結果出してますから」だけだとただのお願いになります。

これを交渉としてBATNAを加えるとこうなります。
「現在年収400万円ですが、A社から年収450万円でスカウトされています。私としては今の会社で頑張りたいから給料上げてもらえませんか」
これは交渉ですね。

「AがダメだったらBという選択肢がありますよ」

という話です。

会社側からすると重要な人材であれば手放したくないから要望通りとはいかなくても検討してくれるでしょう。

このように、相手側のメリット、もしくはデメリットを掲示することで判断材料を渡してあげるわけですね。

日常においても同様です。
ただお願いするのではなく、相手側のメリットデメリットを掲示して交渉してみてください。

結果は変わりますよ。

●まとめ●
給料をあげたければ会社にとって必要な人材になるべし

では!


★★公式LINEから、お金×婚活に関するお得な情報を配信してます!★★

今日の記事が面白かった!参考になった!という方は、ぜひご登録ください^^ ↓↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?