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2006年秋の美瑛にて

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富良野に魅せられた自分が美瑛を訪問できたのは2006年10月。一人旅であった。札幌に入り、翌朝早朝JRで美瑛まで。車は運転できないので、美瑛でレンタルバイク(原付)を借りた。前田真三さんのように暮らせたらと心から思ったが、写真の技術はもとより自分が北の大地で生活できる自信がなかった。そういう訳で短期滞在で写真を撮るのが精いっぱい。

清々しい10月下旬。清々しい一人旅。1日では足りるはずもなかったが、当時撮りたかった場所、「哲学の木」。当時自分はマナーを守れていただろうか。平日であったこともあり、撮影しているのは自分一人だった。当時SNS等は殆どなく人出は少なった。

時間を忘れてシャッターを押し続けた哲学の木は2016年2月24日、倒された。畑においてあるトラクターに乗り込むなどの観光客も出てきたそうだ。地主の方がこの木を切るときの思いは幾ばくだったか。写真を撮らせていただいた自分が語る資格は全くないが、この場をお借りして、当時を振り返り、撮影させていただいたお礼と、無許可で撮らせていただいたお詫びを申し上げたく 掲載させていただいた。 

哲学の木は 凛としていて 名前の通り。一人でも 一本でも しっかり立っている。自分に勇気を与えてくださるものであった。

本記事の写真はすべてシェアさせていただき皆様にお使いいただけるようにしておこうと思う。

哲学の木・・・ どうもありがとうございました。

地主様・・・ どうもありがとうございました。

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