栄螺山のてっぺん (破)

※この作詞は序破急に分かれた(破)の部分です。

出来ることなら美術館で泳ぐあんたに手を振りたかったな

一人で筒に向かって話し掛けたって

誰か返事してくれるわけでもないし

いつかあんたと来たくてお昼休みに ガイドブック眺めすぎた…

結局 足は遠のいて  たどり着いたは兼六園！！

小立野口(こだつのぐち)を通りすぎて  進めばそこには青いカキツバタ

綺麗すぎて思わず泣いちゃいそう…誰が傷心旅行に変えたの

霞ヶ池で鯉の大群がばしゃばしゃ泳いで

私の後ろにそびえ立つ…これは一体なんなん？

ガイドブックにも載っていない…あんたは知ってるの？

素朴な疑問はもう聞けない

「私のこと好きやった？」とはもっと聞けない

その昔 霞ヶ池を作る時に 掘り出した土を盛って

積み重ねて出来た山だって、立札に書いてあるわ

栄螺山っていうのね

あんたがおらんくても大丈夫みたい

登れば何かいいことあるかも

栄螺山のてっぺんで  一つしかないベンチにちょこんと座った

霞ヶ池を独り占め！！   蓬莱島も歓迎しているわ！！

それやのに こぼれるのは溜め息…栄螺山のてっぺんで頬杖…

2016年10月4日 制作

メモ

ドリカムの大阪loverみたいな詩を書いてみました！タイトルは栄螺山(さざえやま)と読みます。

この作詞は序破急に分かれます。さて、このあとどうなる？

それではまたのちほど(*￣∇￣)ノ

つづきの(急)はこちら↓

(序)はこちら↓