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横須賀のカレーライスとハンバーガーと

昨日は呉のカレーの話をしたので、それに関係して横須賀の話でも。
横須賀も呉や佐世保といった地域と同様、海軍の基地(横須賀鎮守府)が置かれ戦後は海上自衛隊の基地が置かれた街です。首都東京に最も近く、東京湾の入り口にあるというだけあって他の海軍基地よりも重要視されてたものと思われます。アクセス路線のひとつ「横須賀線」(現在はJR東日本運営)は早くから開通し、鉄道唱歌でも支線のひとつとして歌われるほど。戦後は米軍基地も置かれ、米軍の街としても機能しています。
第二次世界大戦を前に廃艦となり、現在では博物館船となった戦艦「三笠」や、観光のプチクルーズなんかがあり観光の街としての側面もあります。

アクセス鉄道は横須賀線以外に京急線もあり、こちらの「横須賀中央駅」の方が市内へのアクセスは良いです。(逆にJR横須賀線は基地へのアクセスが良かったり)

京急線では、日帰りの「よこすか満喫きっぷ」なる企画乗車券があり、往復乗車券とバス乗車券と食べる券と遊ぶ券がコミコミになっていてオトクです。要するにみさきまぐろきっぷの横須賀版です。この乗車券を使って横須賀に行きました。※このきっぷは2021年9月現在、販売中止中です。

この店ではカレーとハンバーガーの二種から選べたので2人でそれぞれ違うものを。カレーは独自のもので、どこかの艦艇や部隊のカレーを再現したものというわけではないそうな。

そしてこのハンバーガーですが、まあ見れば分かるように……めっちゃデカイです。直径なら佐世保バーガーにも負けません。
が、佐世保バーガーはかぶりつけるハンバーガーも多いのに対し、こっちはかぶりつくのは諦めて下さいなスタイル。そもそも盛り付けの関係からか上下のパンズが重なりきってないです。……大きな皿使いませんか?
Twitter情報源なので不確かですが、「ハンバーガーはナイフとフォークで食べるものもある」……という話。なのでナイフとフォークで食べます。猛烈に食べづらいですが、味は確かでボリュームがあります。
このきっぷの食べる券引き換えではポテト控えめですが、普通に注文するとポテトがもっと多いそうです。普通の人は食べきれるんですかコレ?

横須賀ネイビーバーガーと呼ばれるこのハンバーガーですが、レシピが米軍から横須賀市に渡されたのは2008年のことだそうで。同じ米国ルーツでも、昔から親しまれてきた佐世保バーガーに比べると割と「新しい」タイプのご当地グルメのようでした。

忘れてはいけないのが遊ぶ券。先述の「三笠」入館券に引き換えられたり、または美術館入館券に引き換えられたりまたはお土産なんかと交換出来たりします。この遊ぶ券ですが、何故かラインナップに軽食があります。何故か。
軽食ビール付きで呑めたり、ホットドッグお茶付きで普通に軽食が出来てしまったり、色々ツッコミどころはありますがそれによって交換ラインナップが増えてるのでヨシとしましょう。

ちなみに私はパン屋で引き換えをお願いしようと思ったのですが、本来なら指定パンセットと引き換えのところ売り切れという話でその店の買い物券に化けました。

色々ツッコミどころ多数ではありましたが、なかなか楽しい日帰り旅になりました。
日帰りならよこすか満喫きっぷが最もオトクですがしばらく販売休止されるとのことなので、早く販売再開されるといいですね。


今年の7月からは横須賀と九州門司港を結ぶ東京九州フェリーが運行開始されましたから、おそらくこれに乗りに行く用事で近いうちまた横須賀に足を運ぶことになるんじゃないかなぁと考えております。

東京九州フェリー、21時間近くかかりますが仕事帰りの深夜に飛び乗ってゆっくり寛ぎながら九州に向かうことが出来るので関東や北九州にお住まいの方は是非ご利用検討してみてくださいませ。カーフェリーゆえ愛車を積んで九州まで行けるのは大きな魅力だと思います。

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