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シリーズ物を追いかける楽しみ


 読書の時、昔からシリーズ物を読むのが好きなんですよね~

 そのシリーズをずっと追いかけていると、以前の登場人物と再会できたり、意外なつながりが発見されたりとか、追いかけている人にしかわからない喜びがあったりするものですよね。

 シリーズ物には、作家さんが構築した世界が広がっていくような感覚が味わえて(長いシリーズではマンネリという意見があったとしても)、読んでてとっても楽しいのです。

 

 シリーズ物を定義するならば「同じ世界、同じ登場人物による異なる作品で構成される」って感じですかね。例えば、長い作品を、第Ⅰ部~Ⅲ部に分けたタイプのものは、3作に分けられていても、1つの物語なので、シリーズとは言えないこととします。 


 それでは、私がこれまで読んできたシリーズもの紹介します。ただし5冊以上続いているシリーズ(3部作+番外編みたいなのは多いので)として、最新刊までコンプリートしているシリーズものとします。


【海外ミステリー編】

「ミス・マープルシリーズ:クリスティ」(12)

「国名シリーズ:クイーン」(9)

「リンカーン・ライムシリーズ:ディーヴァー」(12)

 マンネリと言われても、新作の待ち遠しいシリーズです。文庫本になると必ず上下本になるページ数ですが、いつも、あっという間に読み上げてしまいますね。

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【海外SF編】

「ファウンデーションシリーズ:アシモフ」(7)

「ロボットシリーズ:アシモフ」(6)

 じつは、アシモフの2つのシリーズはつながってるので、大きなひとつのシリーズとも言えるのですが、40年以上書き続けられた大河な物語なのです。

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「知性化シリーズ:ブリン」(6)

 すでにシリーズのほとんどが絶版なんです。とっても面白いこのシリーズですが、どれも厚い上下本なんで、けっこう体力を必要とするので、読み上げた達成感が半端ないです。

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【国内編】

「館シリーズ:綾辻行人」(9)

「学生アリスシリーズ:有栖川有栖」(5)

「作家アリスシリーズ:有栖川有栖」(24)

 作家アリスシリーズは、いろんな出版社から出てるので、追いかけにくいシリーズですが、コンプしているシリーズとしては、一番、巻数が多いです。シリーズ通しての謎もあるので、それが解かれる日まで追いかけます....

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「百鬼夜行シリーズ:京極夏彦」(14)

  シリーズ中、京極堂の本シリーズは9作あるんですが、それぞれ分冊なしの文庫本で読むのが正しい読み方です。シリーズが途切れて12年、今でも待っています、京極せんせ。

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「百物語シリーズ:京極夏彦」(5)

「機龍警察シリーズ:月村了衛」(6)

「図書館戦争シリーズ:有川浩」(6)

「十二国記シリーズ:小野不由美」(9) 等々


 他にも、コンプリート間近のシリーズはあるのですが、読み上げてしまうと新作待ちになっちゃうので、つい、ゆっくり間を開けながら読んでしまうのです。



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