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80'sを感じるタリオの風

 Talio's wind


 この秋、NHK総合で放送されていた『タリオ 復讐代行の2人』というドラマがあったのをご存知でしょうか?
 最近、そのドラマのサントラ盤が、私の中でブームになってたりするので、その理由について "note" します。

 

 あまりドラマを見ない私にとって、NHKのドラマを毎週定期的に見ることは至難の業で、コンプリートはしてないんですが、時々、巡り合った時に見ていたのです。

 内容は元弁護士の浜辺美波さんと男性詐欺師の岡田将生さんのコンビが、悪いやつらに被害者に代わって復讐するって感じなんですが、かなりコメディタッチで、リアクションが昭和な感じのするドラマでした。

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 浜辺美波さんって、可愛い感じなんですが、ふとした瞬間に、むちゃくちゃ綺麗な時がありますね。

 

 ドラマの内容も良かったのですが、自分の心に引っ掛かったのは、まず、ドラマに出てくる ”永井博” さんのイラストレーション!

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 いや~、もう、永井さんのイラストを見ただけでも、心には80'sの風が吹きますね。

 あの大瀧詠一さんの『A LONG VACATION』が青春の1ページだった者にとっては ”永井博” さんのイラストは特別な感じなんですよね〜、いずれ大瀧詠一さんの記事を書くときに、また、詳しく紹介したいと思います。
(ちなみにタイトル画像のメガネのおじさんは、ゲスト出演した時の永井先生その人です。)


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 永井さんのイラストで、心をつかまれたと思ったら、音楽がまた興味深かったんですよね。
 音楽プロデューサー岩崎太整さんとともに関係しているのが「流線形」と「一十三十一(ひとみとい)」さんでした。


 まずオープニングで流れていた曲
 『金曜日のヴィーナス Feat. 堀込泰行』

 おや、なんか聴いたことある声だと思ったら、元キリンジの堀込泰行さんがフューチャーされてました。
 久しぶりに堀込泰行さんの歌声が聴けて嬉しかったです。

 爽やかすぎて、ちょっと冬には似つかわしくないかもですが、ドライブの時、車の窓を開けて聴きたくなるような曲です!


 そしてエンディングで流れていたのが
 『悲しいくらいダイヤモンド』

 こちらは、”一十三十一”さんが歌ってるのですが、なんか80年代のユーミンの曲を思い浮かべたりしませんか?

 そう思うとタイトルや歌詞の中も、80年代テイストを感じてしまって、一気に惹き込まれてしまいました。
 歌詞を流しているのも、そこら辺を狙ってるのかなと思っちゃいますよね。


 正直言って、”流線形” も ”一十三十一” さんも知らなかったのですが、このドラマの主題歌を通じて、俄然、興味が湧いちゃいました。
 他のものも聴いてみると


一十三十一” さんの『Snowbank Social Club』

 歌もそうだけど、このMVの世界観は、まんま、ホイチョイプロダクション!って感じなんですよね。
 なんとも言えず、懐かしい.....


 もうひとつ、これは ”流線形” の『恋のサイダー

 こちらの曲も、イントロが流れただけで、あの頃に連れて行ってもらえるような感じですよね。達郎さんとかを思い出してしまいますよね。


 ”流線形”は、現在、シティ・ポップを愛し続ける”クニモンド瀧口”さんのオウンプロジェクトとして活動しているそうです。

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 オフィシャルサイトでは、~アーバンでクリスタルなメロウグルーヴ~なんて紹介されてたりして、AORやシティ・ポップを聴いて育った世代としては、うんうんとうなずくしかない感じです。

 けっこう前から活動されてるみたいなんで、ノーチェックだった自分が残念でなりません。
 これから、以前のアルバムも含めてチェックしたいと思っています。




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