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『愛に抱かれた夜』by カッティング・クルー(私的名盤との再会)

 My Masterpiece

サブスクの音楽サービスのおかげで、久しぶりに再会した「昔、はまった ”アルバム” 」を ”note” していきます。



 今回、再会したのは

カッティング・クルーの『愛に抱かれた夜』

 1985年にニック・ヴァン・イードを中心に結成されたイギリスのバンド。


 ああ、ついにこのアルバムを記事にしてしまった。
 若干、気恥ずかしさを覚える ”カッティング・クルー” !

 イメージとしては、突然、現れてきたバンドで、デビュー曲「愛に抱かれた夜((I Just) Died in Your Arms)」がいきなりヒットしてた感じです。


 「愛に抱かれた夜」...

「愛に抱かれた夜」ですよ!

 このタイトルには、ちょっと、やり過ぎ感を感じたのですが、耳に残るすごくいい曲だったんですよね。 

 


「愛に抱かれた夜 - (I Just) Died in Your Arms - 」

 このイントロ部分だけでも印象的なんですが、切ないメロディアスな曲調、間奏の泣きのギターなどなど、何となく、日本人ライクな感じだと思うんですよね。

 それで、この曲の入っていたデビューアルバム『愛に抱かれた夜』もよく聴いてたのです。


 まあ、例のごとく、サブスクでのアルバムは当時のジャケットとは違っているんですが、自分たち世代にとっては、やっぱり赤ジャケじゃないと、愛に抱かれた感は出ないですね。


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 こういうデビュー曲で大ヒットをかっ飛ばしてしまったバンドの常で、”カッティング・クルー” は、この後、大きな話題になることなく尻すぼみになってしまい「一発屋」的な扱いになっていくんですが、このデビューアルバムはなかなかの傑作だったと思うのです。

 今回、聴いてみても、後でシングルカットされる「エニィ・カラー」、「モッキンバード」、「夢のうつろひ」が並ぶアルバム序盤は、なかなか聴きごたえがあると思うんです。
 その他の曲もけっこう良くて、かなり聴き込んでいたアルバムということを思い出しました。

 まあ、結局、2枚のアルバムをリリースして解散することになるんですが(現在は再結成して活動中)、その後、リリースされたベスト盤を聴くより、このアルバムを聴いたほうがいいんじゃないかと思います。
 間違いなく、このデビューアルバムがバンドのピークと思える出来だったのです。



「エニィ・カラー - Any Colour」


「モッキンバード - One for the Mockingbird」


「夢のうつろひ - I've Been in Love Before」



愛に抱かれたくなった時は、ぜひ!