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カズオ・イシグロの新作について

 a new work


 おっ、と、嬉しい告知が.....


 基本、ミーハーな私

 ある日、ドラマがあることを知って、興味を覚えて読んでみた原作が面白かったのです!

キャプチャ

    原作と出会えたきっかけをくれた綾瀬はるかさんには、ホントに感謝なのです。(←なんか違うだろ)


 その後、カズオ・イシグロさんはノーベル文学賞作家になり、町の本屋にずらりと著作が平積みされたのは3~4年前のことですね。

 ノーベル文学賞作家であっても、カズオ・イシグロさんの作品は、すごく読みやすいと思います。
 訳者さんも素晴らしいし、やっぱりベースに日本文化があるからなのか、とにかく自分にとって性の合う作家さんの一人です。

 長編が中心なのですが、作品数は限られていて

1.遠い山なみの光(1982)
2.浮世の画家(1986)
3.日の名残り(1989)
4.充たされざる者 (1995)
5.わたしたちが孤児だったころ(2000)
6.わたしを離さないで (2005)
7.忘れられた巨人 (2015)

 と、これだけしかありません。
 今度の新作が8番目の長編になります。

 全作読破も不可能ではありません。

 前の記事「続・厚い本の話」でも触れた、#4「充たされざる者」だけは、1000ページ近い本で、ちょっとハードルが高いのですが、他はそれほどでもありません。

 だいたい4~5年おきに作品を発表していたカズオ・イシグロさんですが、#6と#7の間が10年空いていたので、新作はもう少し先だと思っていたのに....

 思ったより早くお目にかかれて、とっても嬉しいのです。


 若干、タイトルはなんだかな~って感じではあるのですが、”note” に感想を書ける日が来るのが、今から楽しみなのです。