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私的名盤との再会(『Little Creatures』by Talking Heads)

 My Masterpiece

 サブスクの音楽配信サービスのおかげで、「昔、はまった ”アルバム” 」と再会することがあります。
 そんな再会したアルバムを ”note” していきます。


今回、再会したのは

トーキング・ヘッズ『Little Creatures』

 トーキング・ヘッズは、1974年にデヴィッド・バーンを中心にして結成されたアメリカ合衆国のロックバンド。アフロ・リズムを大胆に取り入れ、ポスト・パンクと評された。


 トーキング・ヘッズといえば、やっぱり『Remain in Light』が名盤として有名なんですよね。
 ブライアン・イーノをプロデューサーに迎えた三作(他に『More Songs About Buildings and Food』と『Fear of Music  』)のうちの1枚ですが、このアルバムジャケットとともに強烈な印象を残します。

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 ただ、当時の自分にとって、デヴィッド・バーンとブライアン・イーノが作り上げた『Remain in Light』は、"すごい!"とは思ったのですが、ヘビーローテで聴くまではいかなかったんですよね。
 ポリリズム溢れる原始のビートって感じなのですが、ちょっと前衛がかっていて、自分には聴きやすい感じではなかったのです。

 その点、1985年に発表された第6作目のアルバム『Little Creatures』は、トーキング・ヘッズらしいリズムやビートも残しながらもポップに仕上げられていて、聴きやすかったんですよね。
 真正ファンの方から眉をひそめられそうですが、自分の中でトーキング・ヘッズといえば、この『Little Creatures』だったりするのです。


 特に終盤の「Walk It Down」から「Television Man」、そして「Road To Nowhere」に至る流れが大好きで、何度も繰り返し聴いたのを憶えているのです。