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8月の終りに願いを込めて(There is a Song)

 Late Summer Song

  

 今年の夏は暑いので、まだまだ夏の終りが感じられませんが、8月31日というと、私たち世代では "夏休みの終り" なんで、ひとつの区切りみたいに感じますね。

 本来であれば、終わりゆく夏に寂しさを感じる時期でもありますが、今年は、いつもと違った夏だったので、来年こそは、いつもと同じ夏に戻ってほしいと願っています。

 

 そんな今の私の気持ちにピタッとくる歌があって、それが角松敏生さんの『No End Summer』なのです。


* * *


 夏のイメージのあるアーティストといえば____

 最近では「湘南乃風」あたりになるのかな
 私たち世代だと「TUBE」や「サザンオールスターズ」「杉山清貴&オメガトライブ」「杏里」なんかが定番かもしれませんね。 

 皆さんそれぞれに夏の定番アーティストがいるんだと思うのですが、私の場合は「角松敏生」さんに夏のイメージがあって、夏の終りには『No End Summer』を思い出してしまいます。


『No End Summer』:角松敏生 「GOLD DIGGER」収録(1985)

時は いつも同じ速さで流れ
今年の夏もまた 夕陽と消えていく

 と、始まるこの歌は夏の終わりにピッタリだと思いませんか?


 角松敏生さんは中学・高校の頃によく聴いていたアーティストなんですが、けっこうライブも楽しくて、みんなで紙飛行機を作っていったりしてました。

 ライブではアンコールが『No End Summer』なので、歌の後半になると、会場の皆で ~ラビジュ~♪ラビジュミ~♪ と、声を合わせて歌うのが定番だったりしました。

 それは、ホントに会場全体で願いを込めて歌っていて、とても感動したのを憶えています。



 

 8月31日の夜は、来年の夏が、いつもの ”あの夏” になってくれるよう願いながら、この『No End Summer』を無限ループで聴きながら過ごそうと思います。


    きっと、"あの夏" は終わることなく、戻ってきてくれるはずです。

    Love is you
 Love is me
 Love is neighbor
 Love is everything



#8月31日の夜に