”小さな整体サロン経営”と”予測経営”の重要性について考える
こんにちは。
小さな整体サロン経営専門!売上アップアドバイザーの高橋です。
埼玉県久喜市鷲宮でスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」というお店を経営しています。
今日のテーマは「”小さな整体サロン経営”と”予測経営”の重要性について考える」です。
※本noteは毎週金曜日発行となります
2023年が始まって約2週間が経過致しましたが、設定した目標には一歩でも近づいているでしょうか?
一歩でも近づいていればOKですが、まだ進んでいない場合、今後も進まない可能性がありますので注意が必要です。
日々の積み重ねが結果に結びつきますので、「日常」から見直していけると良いですね。
「日常しか勝たん!」を合言葉に今年も頑張って行きましょう!(^^)/笑
さて、そんな今回は「予測経営」について記していきます。
・予測経営が重要な理由
「小さなサロン経営」に必要な能力は以前にも記した、、
①リーダーシップ
②マネジメント
だと思っています。
このうち②マネジメントの中で重要なのが、、
「予測経営」
です。
KPIをもとに、、
「このままの数値だとこうなる」
という数ヶ月~数年先を予測しながら、改善策を考えて実行していきます。
これが出来ているのといないのでは、
「漠然とした不安」
の中で経営をしていかなければいけなくなります。
先が見えない道を歩くのと先がある程度見えている道を歩くのでは全然違いますからね。
経営に関しては、基本的に「続けて行くこと」が大事ですので「継続は力なり」とはよく言ったもので、途中で辞めてしまった時点で「失敗」が確定します。
10年くらい前になりますが、知り合いで自分よりも先に小さなサロンを開業した人がいました。
その人は半年弱でお店をたたんでしまいました。
知り合い程度だったので詳しい話は聞けませんでしたが、「予測経営」をしている感じはしませんでした。
この場合、予測経営を実行していれば、、
「もう少し続ければ好転する」
という判断が出来たかもしれませんし、
「あと半年頑張れば黒字化する」
「こことここを改善すればあと半年は大丈夫」
といった判断も可能だったのではないかと思います。
こうした誤った判断をしないために「小さなサロン経営」をしていく上で必要な「予測経営」をマスターしておく必要があるということですね。
・予測経営に必要な要素
「予測経営」をしていく上で重要なのが、、
①ピッチ率等の予測に必要な数値
②日次、週次、月次のタイミングでの定点観察
です。
「予測経営」でやってはいけないことは、、
「根拠のない感覚で予測すること」
です。
「何となく良いような気がする」とか「何となくダメな気がする」ではNGということですね。
これを明確にするために明確な数値で捉えることが必要になってきます。
そのために「ピッチ率」などの予測に必要な考え方を知る必要がありますし、それを決まった周期で定点観察することによって流れをつかむことが重要になってきます。
これも「何となく気になったときに」ではNGです。
しっかりと決まった周期で定点チェックを繰り返すことで、ようやく霧が晴れてくるイメージですね。
具体的には、、
・KPIを細分化し、週単位で月末の着地を予測する
・予測をもとに改善策を考える
・改善策を実施し、また週単位で確認と修正を行う
・これを繰り返す
という「マネジメントサイクル」を回していくこと予測経営には必要不可欠だと考えます。
これを地道に継続されている方は意外に少ないと思いますね。
これを地道に継続できるかが、、
「経営を安定させる唯一の手段」
ではないかとすら感じています。
そして、できるだけこの「マネジメントの精度」を高めていくことが次のステップで重要となります。
特に「予測」に関しては、精度が高ければ高いほど良いと言えますので、納得いくレベルでの精度アップは必要だと思います。
・小さな整体サロンの予測経営を考える
最後は具体的な予測値を「小さな整体サロン」で考えていきたいと思います。
・実質お客様数(のべ人数ではない)
・ご利用頻度
・単価
の3つは売り上げを上げるための公式として必須な数値です。
「小さな整体サロン」に限らず、大体のビジネスはこの3つの要素で「売上」が構成されますので、上記の3つは大体のビジネスに当てはまる「KPI」ということになります。
そして、ここからさらに細分化していきます。
・実質お客様数(のべ人数ではない)
→新規、継続、再来店など、来店頻度やご来店履歴などで分類する
・ご利用頻度
→分類したお客様別に月のご利用頻度を算出する
・単価
→分類したお客様別に月の単価を算出する(1回単価、月単価など)
といった感じですね。
これらを週単位で確認し、その月の着地を予測します。
予測に使われるのが前述した「ピッチ予測」に加えて「平均予測」「個別予測」などを組み合わせていきます。
その予測に合わせて足りない部分を補う施策や良い部分をさらに伸ばす施策を考えて実行していく、そして、それをまた週単位で確認して修正するを繰り返す、というのが「マネジメントサイクル」ということですね。
これを地道にやっていけるかどうかが肝になってくると思います。
・まとめ
今回は「”予測経営”の重要性」について記していきました。
この「予測経営」の「精度を高める」というところを突き詰めていくと、先を考えた経営ができるようになります。
数週間先から数ヵ月先~1年後まで予測することができれば、当然、、
「こうなる可能性があるからこうしよう」
ができるということですね。
これは運転に例えるとわかりやすいと思います。
最近たまにありますが、霧のなかで先が全く見えない状態での運転は危険度が高いです。
当然、慎重になりますし、いざというときにすぐ対応できるように気を張っていなければいけません。
それとは反対に快晴で先がしっかりと見えていれば、軽快に運転を楽しむことができます。
過剰に力む必要もなくなりますので、ストレスも軽減されます。
この状態で経営をしていくために「精度の高い予測」が必要ということですね。
これができていれば「気が付いたら前年度よりも売り上げが-30%だった。。」みたいなことはなくなります。
「このままいくと一年後に-30%だからそうならないようにこうしよう!」が効かせることができると良いのではないかと思います。
今回の内容が何かの参考になっていれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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