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小さな拠点・援農|SFC1期生松尾さんのオリーブ栽培@宮津・京都府宮津市(由良・日置・府中)

農園紹介

オリーブ農園について

2014年から宮津市の耕作放棄地、高齢化対策として、オリーブ栽培を開始。イタリアとの文化事業として宮津市の肝入りでイタリア人の栽培指導をうけイタリア苗で定植を開始。年々定植し、現在4500本まで増え、当初植えたものから実をつけはじめている。

毎年10、11月に収穫、搾油、オリーブオイル以外にもオリーブ葉お茶、せんべい、パン、グミなどの加工製品を販売している。

栽培地域は、宮津市内の由良、日置、府中地区と分散しており、宮津オリーブ栽培者の会(会長はSFC1期生の松尾さん)の会員45名が各個人、グループ、団体で栽培活動している。オリーブはルッカ、フラントイオ、レッチーノ等多種にわたる。

オリーブ栽培の肝である剪定についてはフィレンツエで40日研修を受け、現在も栽培指導員数名が、宮津以外滋賀、福井のオリーブ栽培の指導に招かれて活動している。

宮津オリーブ栽培の一年

  • 1~3月:剪定

  • 4月:実付き促進剤散布

  • 5月:花が咲く、受粉

  • 5~9月:害虫対策と下草刈り

  • 10月:手摘み収穫と搾油

  • 11月~12月:花芽分化促進剤散布

※援農項目が太字

オリーブの花

圃場・設備など

  • 圃場は1か所でなく約40か所に点在。栽培者は各個人かグループ。

  • 必用な設備は草刈り機、剪定ばさみ(電動含む)、搾油機。収穫した実の良否の選別は手行う。搾油機は2台あり、搾油専門技師が行う。

  • 駐車スペースは各圃場近辺の駐車場に。

  • トイレは各圃場近辺の公衆トイレになります。

  • 公共交通機関でお越しのかたは、車だと舞鶴自動車道路か京都縦貫道路宮津線で天橋立ICか与謝野町ICより15分前後。電車だと大阪か京都駅から福知山経由京丹後鉄道で宮津駅下車、各圃場へは車で送迎。


宮津オリーブ栽培者メンバー

栽培メンバーは地元のシニアの方が多く、地元愛が強い方が地域おこしのために活動。この会の役員が毎月例会をひらき、栽培の進捗、課題、活動内容を討議。宮津市からの補助金もあり市からも二人が参加している。

当初はイタリアからの指導を仰いでいたが、降雨多く土壌の違う日本に適した栽培方法があることから、現在は静岡オリーブ普及協会からのサポートを受けている。


参考情報

各種オリーブ製品

オリーブオイル、新漬け、石鹸、スパイス、ビスコッテー、グミ他にオリーブせんべい、パン、お茶、おにぎりなど多数、さらに苗木販売。


援農体験について

援農は主に10、11月収穫期と春までの剪定作業になります。収穫と実の選別は機械化できず手でとなるのでマンパワーが必要。地元の方も参加されますが、今後収穫量が増してくると人手不足になります。

また援農だけでなく、宮津オリーブのファンをつくりたく、自ら栽培したい方、オリーブのあるライフとして移住先としての興味ある方、

またオイルだけでなく、オリーブ加工品づくりや販売、挿し木によるオリーブ栽培(苗木はテーブルオリーブで鑑賞用にもなる)、オリーブ観光農園などに興味ある方もおいでください。

※当サイトに掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。

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