【architect】メンドクサイ建築家
私はこのnoteを通じて建築だけでなく【lifestyle】というジャンルで暮らし方や働き方、子育てについてなど生き方に関する記事を書いている
それは建築が暮らしと直結したモノであるからである
しかし、建築と暮らしを考えたときにどういう訳か分からないが、世の中には
『暮らし”やすい”家』
『家事し”やすい”家』
『掃除し”やすい”家』
『子育てし”やすい”家』
などと”やすい”家が世間では出回っている
確かに便利になることで時間を有効に使えるようになるので助かる
便利家電や便利な動線など大いに開発してもらいたいし是非我が家にも取り入れたい
とは言え、なんでもかんでも”やすい”家にするのは安易ではないかい?とも思う
最近思うのは、便利になることによって昔より時間に余裕が出来ているはずというコト
スマホがあれば調べものもすぐにGoogleで調べられるし無駄が省かれた時間が発生しているはずである
要は以前より人は暇な時間が発生しているはずである
で、その暇な時間に何をやっているかと言うと、このnoteであったり、ジムで運動したり、ランニングをしたり、勉強したりしているのだ
つまり人は暇な時間に普段はしないメンドクサイことをしているのではないだろうか…
バーベキューやキャンプをする人も多いだろう
レストランに行けば料理を作ってもらえるのにわざわざ自分で炭まみれになりながら料理をするのも自分から好んでメンドクサイことをしていると言える
しかもテントを張るなんて尚更メンドクサイことである
このnoteにしたって文章を書くなんてメンドクサイことと言えばメンドクサイが癖になると辞められない
メンドクサイことは”やめられないとまらない♪”なのではないだろうか…
もう一度言う
メンドクサイはもはや”かっぱえびせん”なのではないだろうか…
人は便利な世の中になる中でメンドクサイことを欲しているのであるのではないか…
私は最近のnoteでの投稿で建築家のメンドクサイコダワリを取り上げている
建築家はわざわざメンドクサイ仕掛けをデザインする
予算は上がるし、大工さんには迷惑がられる
打ち合わせは細かいし、ウンチクを喋ることもある
でもある意味、建築家のメンドクサイコダワリは人生を豊かにするために必要なものなのかもしれないと思うのだ
我々は便利な世の中を求めているようで、実は便利でないものも求めているのではないだろうか
そんな期待に応えるべく今日もメンドクサイことを考えている
あんまりメンドクサイと言っていると本当に嫌われてしまいそうなので今日はこの辺で
メンドクサイ建築家より
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