ブラジルのテーマパーク「Beto Carrero World」
なんでもラテンアメリカでは最大だという
「Beto Carrero World」
【ベット・カレーロ・ワールド】
は、
ブラジル南部サンタカタリーナ州にあるテーマパークです。
サンタカタリーナといえば、
ドイツ系の住民が多くて云々と、
こちら ↓ の記事でも紹介した州です。
あ、そういえば、
大胆にも私の若かりし日の写真を載せてしまったこちら ↓ の記事にも
サンタカタリーナ州のことが!( *´艸`)
ちなみに
「若かりし日」どころか私が「幼き頃」のブラジルは、
夜間しかやらない移動式の遊園地が
サーカスのようにあっちに立ったりこっちに立ったり…
といった形式のものしかなく、
中学生の時にようやく Playcenter という、
遊園地らしい遊園地が出来たのですが、
これは2011年に深刻な事故があった末、
2012年には閉園となり、
今はショッピングセンター内に
ずっと規模が小さくなった屋内遊園地が
Playcenterグループにより運営されているだけとなりました…。
その Playcenter がまだ健在だった
1991年に、サンパウロからは 600 km 弱離れた
サンタカタリーナ州のペーニャ市に出来たのが
「ベット・カレーロ・ワールド」(Beto Carrero World)です。
これは、
その名も ベット・カレーロという、
カウボーイ姿で有名になった
アナウンサーで歌手でTVプロデューサーでもある起業家が、
「フロリダのディズニーワールドのような
テーマパークがブラジルにも欲しい!」
と、
融資と有志を集めて w 実現したものです。
在りし日の Beto Carrero 氏
↓
パークの入り口
↓
こちらには遊園地の写真が沢山あります。
↓
それよりこちらなら
パークに行った気分になれます。
なお、場所はこちらです。
↓
なんでも
ベット・カレーロ(本名:João Batista Sérgio Murad。
サンパウロ州北部のサン・ジョゼー・ド・リオ・プレト市出身。
1937年9月9日~ 2008年2月1日)は、
貧しかった少年時代から遊園地が大好きで、
町に移動遊園地がやってくると、
その搬入・組立作業を手伝ったり、
飴などを入り口付近で売ったりして
チケット代を稼いでは遊んでいたといいます。
やがて地位と名声を得て、
とうとう夢を叶えましたが、
2008年、感染性心内膜炎の手術中に亡くなりました。
享年70歳でした。
パーク内には
ジェットコースターはもちろんのこと、
カーアクションができる乗り物やカウーボイ劇など、
見どころがたくさんあります。
また、
ドリームワークス アニメーションと
ユニバーサル スタジオとのパートナーシップを組んでいるので、
日本でもお馴染みのアニメキャラクターが登場することもあります。
パークのあるサンタカタリーナ州 ペーニャ市は、
かつては観光地でもなければ、見るものも遊ぶところもない
ひっそりとした海辺の町でしたが、
立地的には
サンタカタリーナ州の主要観光都市である
ブルメナウ、ジョインヴィレ、
バウネアーリオ・コンボリウ、イタジャイなどからも
程近いため、
開発ポテンシャルは高いと見た ベット・カレーロが、
州観光局とタッグを組んで
ゼロからの町興しを成し遂げたのでした。
そのおかげで
現在は近隣にホテルなども結構あり、
宿泊して遊園地を満喫することも可能です。
❇❇❇
いや、TDLを初めとする素晴らしい遊園地のある
日本からの観光客には
正直大したものでもないのですが、
なんてったって
世界のマイナーな観光地を紹介するのに
必死な Shiomin なものですから…。w
❇❇❇
というわけで、
短期の観光旅行では無理でしょうが、
留学・遊学中の方などにはお薦めかも?な情報でした。
本日もお読み頂き、誠にありがとうございました!
※ 「ブラジル行ったら、遊ばにゃ損、損!」、否、
「ラジオ体操 猫 ダンス」はこたつぶとんさんの作品です。
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