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アンゴラ&モザンビーク

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1990年代後半のアンゴラ共和国やモザンビーク共和国の様子や現地での経験、その後の変貌などをマガジンにまとめていきます。 ヘッダー画像は南部ウイラ州とナミベ州を結ぶいろは坂、否、… もっと読む
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#私の不思議体験

ダイアナ妃が亡くなった時の不思議な話

ダイアナ妃が地雷原に足を踏み入れて話題となったのは 1997年1月のことでした。 彼女が訪れたのは、奇しくも昨日の記事でご紹介した アンゴラ共和国のウアンボ州でした。 それから僅か半年後の 8月31日、 ダイアナ妃は パリでの事故で亡くなっています。 ***** 私が初めてアンゴラを訪れたのは、1997年2月、 ダイアナ妃が訪れた翌月のことでした。 そして彼女が亡くなる前日の1997年8月30日、 当時、形だけ近くのアパートに住んで、 半ば同居のようだった母が、

大きな蜘蛛と過ごした日々

モザンビークの田舎町でのことです。 実は私、いい歳こいて不良が直らない ヘビースモーカーなのですが、 ある時、 日本から到着して、 定宿の「定部屋」にチェックインして、 荷物から仕事道具とお土産を取り出して 事務所に向かい、 夕方帰宅して、 昼間はちらかしたままにした荷物を 定位置に片付け、 ホッとしたところで 一服しようかとベランダに出てみると、 動物園以外では見たこともない、 脚の先から対角線上の足の先までを測ったならば 20㎝ もあろうかという 黒く

大きな蜘蛛と過ごした日々(続き)

アフリカはモザンビークのホテルで 大きな大きな蜘蛛さんと 共同生活を始めた私ですが、 日を追う毎に お互い気心も知れてきて(笑) 蜘蛛さんは、夜明けとともにお出かけになり、 夕方帰宅するという、 非常に規則正しい生活を送っていらっしゃることも分かり、 煙草を吸うためにベランダに出る度に ちょっとした声掛けもするようになりました。 「あれっ、今日はちょっと遅かったんじゃない? あっ、私が早かったのか。笑」 「いやぁ、今日も暑かったね~。 昼間はどこか涼しいところに

大きな蜘蛛と過ごした日々(完)

「危害は加えない」 そう約束した蜘蛛さんの赤ちゃんを、 パニクっていたとはいえ、 踏みつぶしてしまった私...。・ ・ ・ 「私としたことが、なんてことを...!」 とっさに蜘蛛の巣に目をやると、 その一部始終を目撃してしまった蜘蛛母さんは、 明らかに動揺しており、 巣に留まったまま、おもむろに一歩後ずさりしました。 「ごめんなさい、ごめんなさい! 約束したのに。 あなたは約束を守ってくれたのに...!」 なんと謝っていいやら...、 しかも 謝ったところで、

何度もシンクロしながら出逢い損ねていた noter 3人(直には知らない者同士)

先日、Loloさんという 超絶面白い noter さんについての記事を書いた。 この記事 ↑ から多くの方々が Lolo さんのページへ飛んで下さり、 私同様、ファンになって下さった。 とても嬉しかった。 誰かのファンになると、 「最初から読んで読破してやろう!」と思う人は少なくないだろう。 そんな中に けんいち🎈人民熊猫1号さんがいらっしゃった。 すると、思いもしなかった繋がりが浮上した。 ナント! エジプトを語る Lolo さんと、 上海にお住いのけんいちさ