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【2023年夏】アメリカのサマースクール体験記(小2・年長)

2023年7月にアメリカ・ロサンゼルスに1ヶ月滞在し、子供たちがサマースクールに通った体験記です。
2024年夏もアメリカのサマースクールに行く予定です。


①サマースクールの探し方

アメリカでは長い夏休み期間にサマースクールに通わせる家庭が多くあります。サマースクールの種類は様々で、
・学校や学童のようなスクール(勉強や遊び時間を組み合わせたもの)
・スポーツ系に特化したスクール(球技からダンス、サーフィンなど)
・芸術系のスクール(音楽やミュージカル、クッキング、アートなど)
などがあります。

開催元も様々で
①私立小学校のプログラム
②習い事系のスクールが開催しているプログラム
③市や区など公立の機関が開催しているプログラム
④教会やYMCAが開催しているプログラム
が主にあり、①が費用が高く、④になるにつれて段々とお手頃になるイメージです。
他にもUCLAなどの大学が小学生向けに開催しているプログラムもあります。

私は①~④まで一通り調べて、内容やコストを見比べました。
超人気のサマースクールは受付開始日時と同時に枠が埋まることもあり、事前にリサーチしたり、ログインがすぐできるようにアカウント発行をしておく必要があります。
私がいくつか問い合わせをしたスクールは全て、住所や連絡先が日本でも大丈夫でした。
事前に問い合わせをすることで対応の丁寧さを確認することができて(アメリカは日本よりも全体的に雑な対応が多いですが、スクールごとに対応がかなり違っていて丁寧に対応してくれるスクールもありました)問い合わせをしてみるというのはおすすめです。
「日本に住んでいて夏の間だけLAに滞在しているのだが申し込み可能ですか」といった内容を英語で送り確認していました。

ほとんどのスクールが1週間ごとに申し込みが可能で、コストも1週間でいくら、と記載されています。大体、全部で8週から10週くらい用意されていて、1週間から申し込める仕組みです。
現地在住の方は、前半はAスクール、後半はBスクールといった形で組み合わせている家庭もよくあります。

費用はピンキリですが
安いところで1週間150ドル(21000円)
平均的なところで1週間250ドル(35000円)
高いところで1週間600ドル(84000円)   
※2023年7月のレートで計算

円安もあり、かなり高い費用ではあります・・・。
現在はこの時よりも円安が進んでいます・・・。
現地の文化、言語にどっぷり浸かれるレアな経験ができるのでこれをどう捉えるかは各ご家庭によるかなと思います。

②わが子たちが通ったサマースクールについて

うちは安めのサマースクール(それでも高い!)を選びましたが、とても満足でした。

年長~小学校5年生までが通えるスクールで、小2のクラスに入った長女は午前中は勉強タイムもあり、午後は毎日変わるアクティビティでした。勉強タイムは大変だったと思うけど、同じクラスになった優しい子たちが助けてくれて、その子たちのプリントを訳も分からずただ映しながらどうにか乗り切っていました。笑

こんなかわいいプリントもやってました

年長の次女は遊びだけ!毎日本当に楽しそうでした。

ランチの他に1日に3回ほどスナックタイムがあり、持参したスナックを食べたり、時にはスクールからアイスが配られたりと、そんなところも日本との違いととても感じたようでした。
ネイル、アクセサリーなんでもありなお友達を見て、我が子たちも2週目にはじゃらじゃらとつけて行ってました。

毎日変わるアクティビティは
・トランポリン
・ムービー
・水遊び
・アート、クラフト
・ダンス
などなど、盛りだくさん。

トランポリンの日

最終日には娘たちが乗りたいと言っていた黄色のスクールバスに乗って遠足へ。ビーチに併設されたウォーターパークに行って1日中遊んでいました。

憧れていたスクールバスに乗車!

ロサンゼルスなだけあって先生も生徒も人種が様々、白人、アジア系、黒人、みんないました。
子供たちにとって日本にいたら知らなった世界をたくさん見れたのではないかと思っています。

③ロサンゼルスのサマースクールに欠かせないこと

それは車での送迎です。
ロサンゼルスは車社会で公共交通機関が発達していないため、車での移動がメインになります。
大人だけであればUber(タクシー)での移動が簡単にできるのですが、子供は必ずチャイルドシートの着用が義務付けられており、チャイルドシートの持ち込みなしの場合、Uberは乗車拒否される可能性が高いです。

レンタカーを借りて送迎することができればサマースクールに通わせやすくなります。

ちなみに我が家の場合は、4週間のレンタカー代で約30万円かかりました。保険料込み、1番下のグレードの車です。(2023年7月のレート)

送迎に車を使わないで済む方法としては、サマースクールから徒歩圏に宿泊するという手があるかもしれません。

スクールで必要だった持ち物は
水筒、着替え、ランチ(学校で給食も頼めた)、水着くらいでした。

学校からの連絡がつく携帯が必要で、私はSIMフリーのiPhoneでアメリカでSIMを購入して使っていました。

④かかった費用、ざっと一覧

・航空券(ZIPエアーで格安で取りました) 親子3人で往復約32万円
・サマースクール 2週間×2人 約10万円
・レンタカー 約30万円

宿泊はエアビーで約60万円の予定でしたが、大親友が泊めてくれたり、知人が格安で部屋を貸してくれたりしたのでほとんどかかっていません(奇跡すぎる)

食費、外食費は計算しきれていませんが20~30万円はかかったと思います。

2週間はスクールに行き、2週間は個人的にやりたいことをやる期間にしました。
ビーチ、公園、ファーマーズマーケット、ショッピングモール・・・
観光地じゃない地元ならではの場所ばかり行っていましたが、どこに行っても飽きることなく楽しみました。

⑤振り返り

駐在から本帰国になったとき、いつかまた絶対戻ってくると誓ったものの、本帰国直後に世界中がコロナに見舞われ海外に行くどころではなくなってしまいました。

それから3年、ついに念願かなってLAに戻ることができてとても嬉しかったです。
駐在中は赤ちゃん、幼児だった子供たちも大きくなり、記憶が残る年になりました。
2024年も1ヶ月の滞在を予定しています。
日本以外の場所を知ることで子供たちの世界が広がり、かけがえのない思い出が増えていくことを願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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