インターンを振り返る
日本に帰国してから、一週間が経ちました。
カンボジアで生活した5ヶ月間は、本当にあっという間で、それほど毎日充実していたのだなと思います。
久しぶりに書く今日のnoteでは、
私のインターン生活、5ヶ月を振り返ろうと思います。
●支援とは何か
今回私が今年1年大学をお休みし、インターンをしようと決めたのは、「支援とは何か」を考えたいと思ったからです。
小さい時から世界中の子どもたちが、勉強できる環境をつくることを夢見て、これまで、色々な国で支援事業を見させていただき、
世界を良くするために働いている人にたくさんお会いさせていただきました。
その方々に支援について話を伺っていく中で、
彼ら、支援をする側の人々が支援をすることに依存しているように感じることがあり、
何のために支援をやっているのか。何のための支援なのか。
支援とは、何なのか。
と考えるようになりました。
私は、いつかは支援する側が抜けて、支援されている国が、その国の力だけでやっていけるようにすること。
支援は、その国の自立を促すものでなければならないと思っていました。
しかし、今回のインターンを通して、支援には色々な形があることを知りました。
私が思っていたような
自立を促すものだけが支援ではなく、一緒に、共に成長していく支援もあるということを学びました。
●大切な人
今回のインターンでは、たくさんの方と出会いました。
スクールに来てくれている子どもたち。
住み込みの子どもたち、ダエン、ソリ、ソパ。
現地スタッフ。
CBB事務局の方。
過去にCBBでインターンをされていた方。
そして、一緒にインターンをした仲間。
他にもたくさんの方々とご縁をいただきました。
CBBでインターンをして勉強になった、良かったことはたくさんありますが、私がCBBでインターンをして1番良かったのは、こういった素敵な人々に出会えたことです。
インターンをしていく中で、
上手くいくことばかりではなく、悩んだ時期もたくさんありましたが、
一緒に悩んでくれる、相談に乗ってくれる仲間がいて、
本気で世の中を良くしたいと考えている仲間がいて、
毎日学ぶことが多い5ヶ月間でした。
カンボジアで、CBBでインターンをしなければ出会えなかった、素敵な大好きな人達に出会えたこと、大切にしたいと思える人に出会えたこと。
インターン先をCBBにして良かったです。
●この先どうするか
私は現在、大学4年目を休学しているので、来年の4月からはまた1年大学に通わなければなりません。
では、大学卒業後はどうするのか。
具体的にはまだ決めることができていませんが、まずは一度日本で、きちんと社会に出ようと思います。
今回のインターンを通して、支援には色々な形があることを学びましたが、それと同時に支援には限界があるとも感じました。
どうしても資金面で限界があり、本当にやりたいことができなかったり、やらなければならないことが増えていったり、、、。
支援だけをしていくのは難しく、私がやりたいこととは違うと思いました。
世界を良くしていくための方法は、世の中にはたくさんあります。
自分に合った方法は何なのか。
卒業後の進路を決めなければならない時期が迫っていますが、
悩んで、考えて、自分にあった方法で私も世界を良くするための一人になりたいと思います。
また、私の将来の夢「世界中の子どもたちが勉強できる環境を作ること」のために、何をしたらよいのかを見つけ、実現できる人になりたいと思います。
あっという間に過ぎてしまった5カ月。
健康で無事に過ごすことができたこと、
「いってらっしゃい」と送り出してくれた家族、友人に感謝し、
また新しく出会った大好きな人達といつか出会える日まで頑張っていきます。
5カ月間、ありがとうございました。