見出し画像

運命は切り開くもの⑤

前進しないと...

秋も深まって
朝晩は少し肌寒くなってきた

彼女との毎日のLINEは
とても楽しい日課になっている
でも、一度も電話で会話をしていない
不思議とその発想は思い浮かばなかった
お互いに、意識して一定の距離を
保っていたのかもしれない

今まで、なんの楽しみもなく
会社のストレスとかも抱えたまま
誰かに相談したりしてこなかった

でも、今は彼女が全て聞いてくれる
昔からなんの否定もせずただ話を聞いてくれる
それは全く変わっていなかった
いつの間にか気持ちが晴れて
すっきりするのも昔と同じだった
彼女の持つすごい力である

少し前に突然、彼女からのLINEで
『好きです、付き合ってください』と
メッセージが来たとこがあった
少しびっくりしたが、とても嬉しかった

でもその事について、そこまで深く触れずに
何事もなかったかのように流してしまった
『急にどうしたんやー  
   何かあったんかな?』って感じに

昔から、自分はあまり人を心底信じる事が
出来ずになんとなく、上手く相手に合わして
本当の自分を隠すところがあった

彼女はそう言う自分の事も昔から
理解してくれてるのだが
その時は、受け止める事が出来なかった

とにかく、彼女とは時間をかけて
ゆっくりといい関係を築いて行きたかった

会話の中で、彼女から一度会って
顔を見てみたいとか、どれだけ変わったか
興味あるとか、そう言った会話はするものの
実際に会おうって話にはならなかった

でも、このままLINEだけってのもなんか
違うよなーってずっと考えいたが
言い出すキッカケもつかめないまま
時間だけが過ぎて行った

やっぱり、気になるなら
本当に運命を感じたのなら
前進しないと何も始まらない

次にそんな話になったら
思い切ってみようと思っている

前に進むしかない!
一度きりの人生だから


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?