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言葉選び

人が想うことは誰にも止めらない。
その想いは言葉にしないと伝わらない。
どの言葉を選び、どの順序で発するか。

つい不用意な言葉を
放ってしまうことがある。
この「余計なひと言」で
誰かを傷つけたり、
場を白けさせてしまうことも。
折角の想いが伝わらないのだ。

僕は書き言葉はかなり慎重になる。
長い文章や、巧みな言葉と
慣用句の乱用は、
読者が混乱するだけ。

どれだけ短時間で真っ直ぐに、
読者の脳裏に要点が入るか。
これが決め手。
だらだらした文章だと
趣旨や想いがぼやけ、霞む。

片や、話し言葉は難しい。
脳裏に浮かんだことを
瞬発的に発することになる。
「余計なひと言」で台無しに。

如何に抑えるか。
ぐっと堪えて押し黙るか。
そして必要なキーワードだけ
淡々と発することだ。

なかなか、うまくいかないものです。
言葉と一緒に生活をして
半世紀以上経つのに。

土曜の朝、
いつものスーパーの駐車場。

見上げる秋の空。
不器用者です。

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