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人はみんな崖っぷちに行かないと行動しないからそれが普通ってこと

困っていない時にアドバイスするのは自己満足

人は人生経験が豊富になると体の使い方や人生について、あれだとこの先行き詰まるだろうとアドバイスしたくなることが増える。

絶対に体壊すから言ってあげたい、私がそうだったんだから!とか、その選択すると人生遠回りになるから引き止めなきゃとか。

それって全部自己満足に過ぎない。

だって相手は何も困っていないし、不安に思っていないのだから。何で出鼻を挫くんだくらいにしか思わないだろう。

崖っぷちで降参した時にしてあげるのがアドバイス

だんだん不安になって、それでも現状に踏みとどまりたくて、自分の今までが否定される気がしてしがみつき、直面することから逃げ続けて崖っぷちに追い詰められて手も足も出ない。もう降参と手を上げた時に初めて人は聞く耳を持つことができる。

もっと早く聞き入れたら良かったのにと思うだろうか?たいていの人はこのパターンなのだから後悔も反省もする必要はない。

アドバイスする人はここに辿り着くまで見守るの込みでアドバイザーなのだと心得ておこう。

体の使い方で言えば、命に関わるような事態になって初めて人は耳を傾ける。そして驚くべき変化を遂げていく。精神的にも一段も二段も上がっていく。

もちろんだからといって不老不死になるわけではなく、一度壊れたものは戻らないのだけど。それでも感動的なほど成果を発揮してくれるのだ。

ここが人の愛しいところで人間くさい魅力なんじゃないかと思っている。崖っぷちに来てやっと変わる気持ちが痛いほどわかる。そしてそこから始まる物語りがあることも知っている。自分も通ってきた道だから。

普通なら諦めてしまうような状況でも、本人が意欲を失っていないなら、変わる気があるのならどこまでも諦めずにアドバイスしたくなる。それは自分自身の姿に他ならないからだ。

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