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新しい段階

表現とは何か

新しい段階に入った感覚がある。あらためて自分にとっての表現について考えている。

必ずしもバレエではなく、モダンでもなく、コンテでもない。だからって否定することもない。日舞や暗黒舞踏とも違う。けれども明らかに動きたいものがあるのだ。それに気づいた。

詳しくなければ全部同じなので、要は自分の中の違和感との対話になる。

自然に踊り、動き、表すものはちょうどいい按配に全てを融合したもので、その配合を科学者みたいに実験している。

配合率は場によって変わるので、毎回おもしろい実験を繰り返す。

場というのは、所と人、天候、季節、いろんなもので構成されていて、一瞬として同じことがない。

不思議だけど、採算とか集客、認知欲が消えていくにつれ、語り合える仲間が出来、共演者とファンに恵まれるようになった。

私がほんとうに欲しかったものはこれだった。世間の常識を捨てたら欲しいものが手に入る。これは少なくとも私の場合、万事における法則だ。

ということはこれからも常識をどれだけ外せるかが、幸せを感じられるかということになりそう。

踊りの常識、仲間の常識、共演の常識、生きるという常識。

どんどん外していこうと思う。

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