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人生を楽しむための高スペックについての捉え方

身体の改善を指導している人で交通事故の後遺症に苦しんでいる人がいます。

夜眠れない。身体がリラックスできない。気圧や季節の変化に振り回される。

中年期以降の方ならあるような話ですが、唯一の違いは交通事故に遭うまでは、疲れを知らない、エネルギッシュな人で性格も全然違うのだということです。規則正しい生活が苦にならない健康体であったらしい。

正直なところ、今のその人の方がずっと人としての格が上で、器が大きいと思うし、出会えて嬉しいと思えます。

「昔は高スペックの身体だったんですね。」と言われて違和感を感じました。それが何か考えています。

高スペックに対する認識が違うのだと気付きました。わたしから見ると、疲れを知らない気圧や季節の変化に左右されない身体は鈍感でしかないのです。

より繊細に感じ取ることができるようになったのは、生きていくことの醍醐味。より高スペックになったわけです。

不慮の事故で、望んでいたわけでもないのに、身体が変化したことに対する納得のいかなさが今の認識に繋がっているのでしょう。

いつまでも五体満足で病気知らずでいることが最上だと思うと、人生はとても短絡的でつまらないと思いません?

踊りも全く同じことで、若い人がテクニックを駆使して若さ溢れる身体で踊るのもいいけど、年齢を重ねて得たものが滲み出る動きは深い感動を与えてくれます。

今はより環境と会話できる身体になった。それも高スペックの身体だと思っています。










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