太陽の秒針


真上の白い太陽に照らされて暑い
風で少しだけ揺れている湖の水面

眩しくて目を細める君を見つめる時間が
たまらなく好きで
ここを離れるには惜しかった

数ミリずつ伸びる影をたまに見て
太陽を恨めしく思った。


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