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きものの記録_4月はじめ 青磁色の御召十とお義母さんの桜の袋帯

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クライント企業の入社式。
この日は、料亭の会場を借りての入社式と食事会が行われましたが、私はそちらの経営幹部(本部コーチ)として、毎年「司会」役を仰せつかっております。(翌日からはフレッシュマン研修を受け持っています)

毎年、祝賀式や入社式などの要所ではきものを着ていくようにしているので今年もきものでした。

お天気もとてもよく、桜も満開だったので春に着たいと思っていた空色の御召十のきものとお義母さんから譲り受けた袋帯の組わせにしました。

全体がこんな感じ。お茶をしているので前幅広めなのはご愛嬌。
帯は銀糸を中心とした印象派的な優しい色合い
御召十ってこんな柄↑

御召十(おめしじゅう)
将軍徳川家の定め柄。十字の柄が規則正しく配置されているのが特徴。
遠くから見ると色無地に見えますが、近づいて見ると柄がしっかり入っている江戸小紋のきものです。

今日は料亭だし、お祝いの席だし、このくらい華やかでも許してもらえるでしょう。

御召十は後ろに紋をつけたら慶事やちゃんとした席にも着ていけるし、明るい色合いはむしろ年齢が上がってからのほうがより綺麗に見えるかもしれないので、大事に着たいきものです。

ヒカル

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