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20180909(Sun.)文フリ、お礼

第6回文学フリマ大阪、HYDRAにお越しくださった皆さま誠にありがとうございました。

2年以上文フリから離れており、新刊『エム・トロスト』の記名を遊んでみた関係で筆名・サークル名ともども変えた形での参加、の上にろくなお知らせ活動もしないまま当日を迎えてしまいましたが、思っていた以上にとてもたくさんの方にお立ち寄りいただいてびっくりしました。
おかげさまで、2種持ち込んでいたうちの『ELEKTRAS TOD』については残り1冊(まじで1冊)となりました。これを以って、本作のイベント頒布・通販は終了させていただきます。最後の1冊はこれから就活・卒論と戦わなくてはならない従妹、大学・学部後輩である彼女にでもあげようと思います。
ELEKTRAについては今までzine展in Beppu等の委託販売や通販のみで、最後の最後に自分で手売りすることができて本当によかったです。ありがとうございました。
新刊『エム・トロスト』についてもたくさんお手に取っていただき、ありがとうございました。こちらについてはまだ在庫にも余裕がありますし、架空ストアさんの方でもお取扱いいただいております。(手数料の関係で100円高くしていて恐縮ですが)ご興味ある方、こちらもご検討くださいませ。
架空ストアさんページ→https://store.retro-biz.com/i15966.html

いろいろと、よかった&得をしたポイントは以下のとおりかと思います。
・入り口に近かった
 →手前の入り口から入ってすぐの通路沿いだったので、探しやすかったのかもしれません(ラッキー)
・出展作をオーストリア関連2作に限定した
 →『エム』の舞台がオーストリアの実在する街、『ELEKTRA』もオーストリアオペラ演出をもとにした論文だったため、お品書きでもそれを重点的に押せた気がします。オーストリアという国自体にご興味を持って立ち止まってくださった方もいらっしゃって、オーストリアさまさまだなと思いました(ラッキー)
・新潮新人賞一次選考通過作 ということで押した
 →一次程度で何やねんと思わないこともありませんが、何かしらの肩書き(箔?)があるとそれで目を留めてくれる方もいらっしゃったので、そういう結果はどんどんアピールしたらいいのではないかなと思いました(なかでも新潮はそもそも一次のハードルが割と高いので、その点でもめちゃ得をしました)リターンがあればの話なんでしょうけど、公募に出すのはいいことはあっても悪いことはないと思います。結果が伴わなくても黙っていればいいだけですし笑

お立ち寄りくださった方々、ご購入くださった方々、本当にありがとうございます。
見本誌コーナーで読んでとても面白かったとわざわざお伝えくださった方、zine展で見かけて気になっていたと覚えていてくださった方、新潮新人賞のことで話しかけてくださった方、皆さまのお顔覚えております。お楽しみいただければ幸いです。
「久しぶり」「会いたかった」「会えて嬉しい」と言ってくれた方々、本当に、ありがとうございます。わたしも会いたかったです。会えて嬉しかったです。
もうこの場所には一生来ない、二度と本も作らないと思っていた時期もありました。でも作ってしまった本(と言うと望まない子みたいになりますが)のために勇気を振り絞って参加して本当によかったです。
お菓子の差し入れ等もありがとうございました。大事に少しずつ頂いております。

今後の活動については、またしばらく潜ることにします。イベントに参加するとしても、来年の大阪以降かなという感じです。その間に新刊をできれば用意したい。
公募も、完成したものについては応募を続けていきたいなと考えています。以前ほどの野心も体力もなく、何がなんでも商業作家になる!!という思いも薄まってきていますが、一次だろうが二次だろうが選考を通過したという事実はその作品にとって得になることがわかったので笑 少しでもリターンを目指してこつこつ頑張っていけたらいいなと思います。
(まず完成させられないのが最近のわたしの問題だからこそです!!問題はそこ!!)

わたしには何か小説のメソッドや信念があるわけでもないし、人よりたくさん書いてきたわけでも恐らくないし、皆さまの目に留まることができたのも例えばお友達やデザイナーさんに依頼した素敵な表紙のおかげであったり、いくつものラッキーが積み重なって今があるだけなのだと思います。わたしにはない視点や書き方を持っていらっしゃる方ばかりで、そんな方々の書くもののほうがずっとすてきと思うことの方が多いし、わたしはもう書かなくてもいいなと思うこともあります。
だけど、わたしの作品がどうであれ、「会えて嬉しい」と言ってくださる方や、「新しい作品が読みたい」と言ってくださる方のために、活動は自分のペースで続けていきたいと思います。
たまにwebにて日記や短い作品を掲載することもあるかと思いますが、「生きてるんだな」程度に見ていただければ幸いです。またお会いすることがありましたら、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

2018.9.11 きり
(エムの名義を主人公の名前「桐谷千沙都」にしたため長らくきりたにと名乗ってましたが、変わらずきりとお呼びください。紛らわしいことしてすいません)


(以下、OMMビルに会場が移った文フリ大阪の感想)
・でかい、広い(振り返ってびっくりした)
・交通の便がよくて助かる(京阪も直結しているのありがたい)
・食べ物やさんがいっぱいあるので、帰りにスッとご飯が食べられる。
・列によって通路の広さがまちまちだったような気がせんでもない。真ん中あたり、明らかに狭かったような気がする。
・宅配搬入の荷物がブースの足元に予め届けられていてちょっと嬉しかった。搬入コーナーに取りに行くものだと思っていたので(あれっもともとブース直送だったっけ?)
・見本誌コーナーどこに置けばいいのかパッと見わからなくてしばらくうろうろしてしまった。
・サークル側の裏スペースがなんとなく狭かった気がする(けど以前の文フリが広すぎただけかもしれない)大荷物の人にはしんどいかもなと思った。
・アナウンスよく聞こえない。
・位置によっては冷房直撃で寒すぎる(寒すぎた)

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