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ポンコツからの脱却

今年の6月にパワハラ防止法が施行され、組織内のコミュニケーションにもいろいろな意味で影響を及ぼしているのではないかと思います。

平成から令和となった今、それ以前の昭和の感覚のまま、変わらぬ意識で働いている人にとっては厄介かもしれない...。いや...そもそも、その法の存在にすら気づいていないのが現状かもしれない。

今までのやり方、自分が培ってきた経験や技術、更には育ってきた社会的環境(時代)などから、それまでの経験で判断して「自分が若い時は、こんなの当たり前だった」という感覚のまま、同じように接してしまうと、とんでもないことになってしまう。

この時代の流れに気づいていないまま、下手に権力を手にした時、どういうわけか戦闘モードになる場合が多く、気に入らない人物に対し、罵倒を開始、機関銃のごとくに否定的見解を乱射しまくる...。

「有能」な素材だった人材は、見事なまでに「ポンコツ」と化し、はい、一丁出来上がりなのである。

こんな光景を、目の当たりにして、これはどうしたものか?解決策はあるのだろうか?打ちのめされているのを、助けることは出来るのか?

実際には、助ける事はそう簡単ではないし、下手をすれば自分も同じ状況に追い込まれるという身の危険もある。

出た答えは「脱出」

その場からの脱出。組織が大きければ移動願いもあるけれど、小さな会社で、それは無理。

具体策は、「転職のススメ」。

ススメているからと言っても、ススメているこちら(自分)が、その先の責任を取れるわけではない、ましてや、今、コロナ渦でもあり、かなり危険な梯子を上る事を促している。非常に無責任なのは重々承知の上で、それでも、次への扉をたたく事をススメた。

「ポンコツ」と化したけれど、元々のポテンシャルが高い事は、わかっていたので、恐らくこのポテンシャルに他社が興味をひくであろう事を考えてのススメだった。そして、環境が変わる事で、「ポンコツ」からの脱却は早いとも考えた。

そして、結果は...

次への扉をたたいて、開けることに成功した。

コロナで大変な時期、そして年末、でも、でも、嬉しい出来事だった。

いつか、また、一緒に働きたいと願う。

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