社長の朝活189 理想は人によって書き換えられる事もあります2
おはようございます。
前回の続きだけど、そんな平穏な日々を過ごしてた時にとある事件が起こった。
電話の相手は税務署だった。
ウチの会社を税務調査したいので時間を作ってください、というまぁ割と物腰柔らかく丁寧な感じだったから対応しました。
事務所に来て何となく雑談から始まって、ウチの請求書やら申告書やらを見たいと言うから一式見せたんです。
それから丸一日ほぼ会話もせずずーっと書類を眺めてました。
俺はそのまま内務に没頭してました。
二日目も同じように来てお茶も飲まずにひとしきり書類を見てまた帰っていった。
三日目は上司のようなおじさんを連れてやってきた。
ここからはウチの申告の誤りなどを伝えてきて、最後に、およそこれくらいの納税をしなければなりません、と言われ見せられた数字は合計約450万円…。
個人創業して間もない俺はそんな金は持ち合わせてないし、そもそも青色申告会というところで申告書を作ってきてたから納得ができませんでした。
それから青申会へ行って事を伝え、さらに知り合いの税理士にも相談して、是正申告するため立ち合いますとまでおっしゃってくれて、意気揚々と構えて税務官を再度呼び出した。
ゴングが鳴ったかと思えば30分もしない程度でマウントを取られ呆気なく惨敗。
さっきまでとても頼り甲斐あるおじさんに見えたその税理士さんは、税務官上司のちょっとした罵声(ほんとささいな)で戦意喪失してしまって、一気に死にかけのじいさんみたいになってたのを覚えてます。
結局大きかったのは弟を特別扱いなく雇用してたのに、同じ家で住んでる場合は専従者届出を事前に出しておかないと給料としてみなされません、という内容だった。
多少は申告漏れや経費の勘定科目の不正などあったものの、弟へ支払った給料は経費にならずに利益として計上され、それを三年遡って申告見直しかつ延滞利息まで付くという悪魔的な是正となった。
つまりそれにて所得税、事業税、市県民税、延滞利息、と諸々で450万程度となったのです。
さらに続く…
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