「株式投資」と「スロット期待値稼働」の共通点

私は実はサラリーマンで身体を壊して休職していたところ、友人から教えてもらったのでスロットを始めた経緯があります。
(※身体を壊したのは本当です。する事も無いので仕方なくスロットを始めましたし、身体がしんどいのでスロットで勝つことよりもしんどさを紛らわすためにスロットに通っているのが本当の現状です。)
以前は期待値稼働なんて知らなかったし、そもそもパチンコやスロットなんて100%負けるのになんで行く人がいるのか不思議でした。
今は考え方が全く変わりましたが、この「期待値稼働の考え方」は本当に侮れないな、と思います。
以前の私は訳の分からない投資信託(中国、インド株)に大金を突っ込んで資産が1/3になったこともありますし、その後も懲りずに別の投資信託(ブラジルレアル債券)に大金を突っ込んでその大金が1/2になった経験があります。現段階では投資成績は大幅な赤字です。
そして身体を壊して何もしなくて、ふと塩漬けにしていた少量の日本株を見てみたらなんと爆上がりしているではありませんか(それ含めても当然トータル大幅赤字ですが・・・)。
この経験から「株式投資は長期保有」が一つの答えだと気づかされました。
さらに今は「期待値稼働の考え方」を身につけた自信があるし、勝てそうな気もするし、何もしてなくて現金が余っていたので、投資を再開する事にしました。
そのときに「スロット期待値稼働」と「株式投資」は共通点がもの凄く多い、ということに気付いたので、それについて書こうと思います。
ただし、期待値稼働と株式投資は根本的な違いがあることに注意が必要です。それは「正解があるかないか」です。
スロットは解析が出ているものについては、ほぼ正確な期待値が予め分かっていますので、期待値のある範囲を打てば「正解」ということになります。
一方、株式投資は正確な期待値を算出する事は不可能ですので「正解はない」と言えると思います。ただ、解析が出てなくていい加減な情報しかない機種については「正解が分かりにくい」という意味で、株式投資に近いような気もします。
※なお、私の投資経験は浅いので、その点はご承知ください(スロット経験も浅いですが・・・)。

「株式投資」と「スロット期待値稼働」の共通点

共通点①ギャンブル性

言うまでもなく両者ともギャンブル性がありますよね。
正確な期待値が分かっているスロットですら、その正解の打ち方をしていても負けるときは負けます。
ただし、期待値稼働していて負け続ける人は期待値が間違っている可能性がありますので注意してください。
長い目で見て収支を平均すれば、積んだ期待値の平均に必ず収束していきます。

共通点②手数料

株式投資や投資信託にはあらゆる手数料が発生します。購入手数料、維持手数料、売却手数料です。
スロットは、現金遊技、非等価換金などで手数料が発生します。
以前の私はこの手数料に無頓着だったので、訳の分からない投資信託を大量に購入して大量の手数料を支払っていても、あんまり気にしていませんでした。愚かだったと思います。

共通点③期待値

株式投資は期待値を算出する事ができないとはいえ、歴史から長期的には右肩上がりに成長してますので、「歴史的に見れば期待値がある」ということは正しいと思います。
もちろん、将来は分かりませんが、私は「長期的に見れば将来も期待値はある」と考えて、投資を続けていく予定です。

「株式投資」と「スロット期待値稼働」の「似てるなぁ」と感じる点

類似点①手数料関連

これは共通点②手数料と関連しますが、なんかお金をかけようとしているときに、スロット現金投資だともの凄く抵抗感がありますが、投資信託の手数料にも凄い抵抗感を覚えるようになりました。
イメージ的にはこんな感じです。

(○)優良ネット証券≒貯メダル遊技
(△)一般的な投資信託≒現金遊技

類似点②期待感

これは共通点③期待値とは異なる切り口です。
株はその銘柄自体の価値が高ければ将来上がっていきますし、価値が低ければ将来下がっていきます。これもスロットの設定狙いと似てるなぁと感じています。
イメージ的にはこんな感じです。(※厳密に言えば期待感と期待値は全くの別物ですが何となく似てると感じてしまいます。)

・状況不問VTI≒設定3以上示唆
・長期保有VTI≒設定4以上確定
・暴落直後VTI≒設定6確定超え
※VTIは後述

類似点③ひたすら待つ

私はスロットの機械割104%以下は設定4確定でも打たずにそれ打つくらいなら休憩室でスマホゲームしますが、「時給2000円(機械割104%)もあるのに打たないなんてもったいないじゃないか」とは思いません。
正直、スロットを一時間も休まずに打ち続けて2000円は自分にはしんどくて無理なんです。
スマホゲームしたり、巡回したり、色んな台を打ったりしてる方が身体が楽なんです(最近は株銘柄もいろいろ見てます)。
あと、このやり方はそんなに効率が悪くも無いんですよね。
例えば、沖ドキduo6スルーとか鉄拳デビル550Gとかの期待値10000円とか8000円とかの台が拾える可能性があるなら、4時間待って1台座れるだけで時給2000円確保できますし、その4時間の間も運が良ければちょこちょこ他の台が拾えるとすれば時給2000超えもそんなに難しくないからです。まあ、お店の状況次第ではありますが(もちろん設定6をツモったときは閉店までブン回します)。
一方、株式投資も私は「暴落が来るまでひたすら待つ」スタイルです。なので、暴落が来なければ何年でも現金のまま放置します。「現金をそのまま放置していたらもったいないじゃないか」とは思いません。一般的に「現金を持っていると物価上昇により損する」と言われており、それ自体は正しいですが私は「いつでも動かせる現金を常に持っておくことの方が価値が高い」と考えています。これは世界同時株安の時に大損した教訓もかねてます。コロナショックの時は本来買うべきでしたが身体を壊しており何もできませんでした。
なので、イメージ的にはこんな感じです。

・暴落待ち≒機械割104%以下は打たない

類似点④やらなければ100%負けない

スロットに熱中しているとついつい忘れがちになることがあります。それは「打たなければ100%負けない」です。
スロットというのは人間の感覚をおかしくする作用があるらしく、「負けを取り返そう」とする心理をうまくついてきます。
これにハマると勝率は大幅ダウンすることになると思います。
私は期待値稼働100%なので「負けを取り返そう」とは思いませんが、「あのとき打っておけば良かった」とか「ヤメなければ良かった」などは少しは感じることもあります。
それでも「そんなに無理して打たなくていい」んです。理由は「それを打ったところでそのときの収支にかなり差が出ても、期待値的には大した差ではない。同じ行動を繰り返していると結局は期待値の平均に収束して平凡な儲けにしかならない」ことを知っているからです。
これは、実社会(株式投資など)にも活かせる期待値稼働の考え方だと思っています。
なので、イメージ的にはこんな感じです。

・買わなければ負けない≒打たなければ負けない
・焦って買う≒焦って打つ
・あのとき買っておけば良かった≒あのとき打っておけば良かった(期待値的にはそこまでの差はない)

類似点⑤ドルコスト平均法(定額購入)

株式投資にはドルコスト平均法といって定額購入をしてリスクを分散させる投資法があります。一気に100%購入せずに例えば10%ずつに分けて購入するというやり方ですね。
私も100%一気に購入するのは恐くてできないので、ドルコスト平均法とは少し異なりますが、暴落時に指し値で段階的に分けて購入しています。
これもスロットに似てるんですよね。今でいえば「沖ドキduoの4スルー打つか打たないか」です。期待値があることは分かっていますが、私は恐くて無条件では打てません。
まあ、チバリヨと違って沖ドキduoの天国はあんまり信用してないってのもありますが。
このように沖ドキduoは一度の投資が大きくなりがちなので期待値があったとしても打たずに、別の細々(こまごま)した台を打っています。
なので、イメージ的にはこんな感じです。

・ドルコスト平均法≒沖ドキduo4スルー無条件では打たずに他の台を打つ

類似点⑥ルール化

私はスロットを始めて間もない頃はけっこう感情に流されて打つこともあり、良くないな、と思ったので打つ基準となるルールを作るようになりました。実践はルールにあることは100%ルールに従って稼働し、ルールがおかしいと思えばルールを修正するというやり方です。これのメリットは「ルールに反していれば感情に関係無く絶対に打たない」ので、感情に作用されなくなって勝率アップが期待できると考えています。
これは株式投資にも使えると思っています。以前、愚かだった頃、訳の分からない中国株とかインド株に大金を突っ込み、1日でボーナスくらい減ったり増えたりしていましたが、結局1/3になって、超ひどい目に遭いました。あれは恐すぎでメンタルが壊れかけましたので二度とやらないと決めました。
そんな経験も踏まえて株式投資のルールを作り、今はそれに基づいて投資しています。ルールに反していればどれだけ下がったとしても売ることはありません。
イメージ的にはこんな感じです。

・ルール通りに投資≒ルール通りに稼働

類似点⑦いい加減な情報が多い

別記事「スロット情報の信憑性」で「スロットはいい加減な情報が多い」ことを書きましたが、投資情報を見ていると、「投資情報もいい加減な情報が多いなぁ」と感じています。
ただし、「投資の将来は誰にも分らないし、正解は無い」ので、将来に関する正しい情報が存在しません。このため、ある意味、いい加減な情報が多いのも当然かな、と思います。
一方、スロットは機械なので「正しい情報が存在」します。このため、スロットは、本来ならば、いい加減な情報がもっと少なくてもいいはずだと思っています。
スロットで散々「いい加減な情報」に振り回されてきたので、投資のいい加減な情報にも免疫力がついてきている気がします。

類似点⑧投資したい/したくない

別記事「打ちたくないスロットから見えてくるチバリヨの朝一期待値」でスロットの「打ちたい/打ちたくない」は書きましたが、それの株バージョンです。

S+:超超買いたい

暴落直後VTI
※他にもいろいろ調べましたが、米国株はVTI一択(他に購入する必要無し)で問題ないと考えています。
※中田敦彦のYouTube大学
【ジェイソン流お金の増やし方②】楽天VTIをネット証券で毎月定額買うだけ!堅実な投資でゆっくりお金を増やそう
https://youtu.be/31WcofNY6Cc

S:超買いたい

VTI以外の暴落直後優良株

A:買いたい

適度に下落した高配当日本優良株

B:基本買わないが評価A以上が仮に買えないとすれば買う

高配当日本優良株

C:B以上が仮に買えなかったとしても買いたくないので買わない

手数料が割高な優良投資信託すべて(例外無し)

D:とても買いたくない

状況不問先進国株

E:絶対に買いたくない

状況不問新興国株

F:論外(これやるくらいなら投資金額の10%を本当にドブに捨てる)

高配当ランキング順に上から高配当株を無差別に購入(※これは「非特日の素人パチンコ現金平打ち」や「競艇」などと同様に必敗法ですので、直ちにヤメることを強くお勧めします。)

評価S+について

暴落直後のVTI(評価:S+)はヤバすぎるのでスロットを打っている場合ではありません。
設定6チバリヨ天国直後や鉄拳デビル550や沖ドキduo6スルーなど(評価:S)が空いていたとしても、私なら打たずに暴落VTIを買いに行きます。

まとめ

・スロット期待値稼働の考え方は株式投資に通じる部分が多いため、株式投資の勝率を高めることができると思う。
・株式投資は「暴落直後」&「VTI」が超お勧め。

※ただし、暴落中の株を買うことは「どこまでも下がっていくリスク」があるのでご注意ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?