これってもしかして社会起業のカテゴリーだったんじゃないの?
子どもがいない人向けの事業を立ち上げて約5年間。廃業まで「社会起業」に当たるのかなんて考えたことまーったくなかった。
経済産業省HPのソーシャルビジネス推進研究会報告書にあるソーシャルビジネスの概念の整理によると
○ ソーシャルビジネス
・ 様々な社会的課題(高齢化問題、環境問題、子育て・教育問題など)を市場として捉え、その解決を目的とする事業。「社会性」「事業性」「革新性」の3つを要件とする。
・ 推進の結果として、経済の活性化や新しい雇用の創出に寄与する効果が期待される。
「社会性」:現在、解決が求められる社会的課題に取り組むことを事業活動のミッションとすること。
※解決すべき社会的課題の内容により、活動範囲に地域性が生じる場合もあるが、地域性の有無はソーシャルビジネスの基準には含めない。
「事業性」:ミッションをビジネスの形に表し、継続的に事業活動を進めていくこと。
「革新性」:新しい社会的商品・サービスや、それを提供するための仕組みを開発したり、活用したりすること。また、その活動が社会に広がることを通して、新しい社会的価値を創出すること。
とある。
子どもがいないという属性はマイノリティ。会社やコミュニティや家族内で肩身の狭い思いをする子なしも少なくない。
そして子どもがいないということに起因する様々な課題 ー そこには不妊や少子化、おひとり様の老後の問題も絡んでくる。
子どもがいないというマイノリティと様々な社会的問題の存在。
子どもがいない人向けの様々なサービス。これってソーシャルビジネスになるんじゃないの?
って廃業するっていう最後の最後の時に思った。
やりようによっては立派な事業として成り立つものであり、マイノリティである子どもがいない人向けということで社会起業なんじゃないのかなって。
社会起業の正否はどうあれ、もう法人を名乗ることもないので、子どもがいない人向けビジネスに挑戦したことを社会起業としちゃっています^^;
まぁ、自分が社会起業家と名乗るほどの器ではないことは、本人が重々いたいほど承知していたので、もしそうだったとしても恥ずかしくて言えなかったのだけれど。
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