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バイリンガル子育て

今日は次男のお友達と、その弟くんが我が家にお泊りにきています。

うちの息子たちは海外で生まれ育ったので、いわゆる「帰国子女」。私と夫は日本語で話しますが、息子たちは帰国後も兄弟間では基本的に英語で会話しています。

お友達が来ているときは、息子たち日本語で会話。でもやっぱり、兄弟で一番日本語の弱い長男は、日本語で話していてもすぐ英語になってしまい、お友達に「今なんて言ったの?」と聞かれて三男が日本語に訳して説明したりしていました。

夕食後みんなでNetflixで映画をみていた時のこと。

お友達は英語だとわからないから吹き替えにして、と言い、長男はそんなのイヤだ、と言い(普段は洋画は英語で、邦画は日本語でみています)、結局英語の日本語字幕付きでみました。まだ字幕の漢字があまり読めないお友達の弟くんには申し訳なかったけど、やっぱり吹き替えよりオリジナルの方が自然でしっくりきますね。

海外に住んでいる間は、日本語に触れる機会が少なかったので、敢えてサザエさんやドラえもんなどの日本文化がわかるアニメを積極的に見せていましたが、今は英語を忘れないように、洋画を中心に見せています。

マレーシアではインターナショナルスクールに通っていた息子たちですが、帰国後下の二人は公立小学校へ、長男は英語受験をしてインターナショナルクラスのある私立中学校へ入学しました。

帰国当初は、小学校でも兄弟間は英語で会話していたようですが、やっぱり目立ってしまったらしく、学校では英語を話さなくなったようです。海外から転校してきたという珍しさから「英語話して」と言われたりしても、わざと話せない振りをしたりして、一生懸命馴染もうとしている様子。おかげで日本語力は急速に伸びて、使う語彙も増えてきました。

少しずつ学校にも慣れてきた頃、次男が「ぼく英語が下手になってきた」とボソッとつぶやきました。このままでは英語を忘れてしまう!と、慌てて英語の家庭教師をつけ、週に1回英作文や英語での算数を教えてもらっています。兄弟で話すだけではアカデミックな英語は入ってこないので、どうにか英語力が落ちないような環境を作ってあげたいと思っています。

遅れている漢字や文章読解も力を入れないといけないし、バイリンガルを維持するのはなかなか簡単ではありません。無理にみんなと「同じ」「普通の」日本人になろうとせず、自然体で成長して欲しいと願っています。

今日息子たちが話していた、子供が大好きな話題から一言英会話;

俺いつでもおならできるんだよ;I can fart anytime.
汚ねー!;That's so disgusting!

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