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『異人たちとの夏』

山田太一・脚本(市川森一・脚色)
大林宣彦監督作品『異人たちとの夏』
(※U-NEXTで配信中)

不可思議な世界観、郷愁の漂う画面。
とりわけ(平板に発音する)台詞の言い方が、大林宣彦さん的でもあり山田太一さん的でもあり。
喪失と再生、痛みと苦しみ、後悔とが描かれる幻想譚。

でも、このホンの着想…山田太一さんは、いったいどこから得たのだろう?
だからというわけではないけど、今朝、何度か購入を悩んでいた『ユリイカ 山田太一特集号』を、つい買ってしまった。

この『異人たちとの夏』をリメイクした洋画版が、今日から公開されている。タイトルは『異人たち』

元作品が好きなこともあり、楽しみにしていてムビチケも事前に購入しているのだけれど…
SNSで、リメイク版では設定を“クィア”にアレンジしているという情報を目にした。

ボク自身、ジェンダーへの理解はあるつもりだし、LGBTQもキチンと理解しているつもりなのだけれど、
それとは別な側面として、どうしても生理的にはクィアを受け入れられない自分がいる。
いわゆる、そのジャンルの作品が苦手なのだ(繰り返すけれど、偏見があるわけではないです)

それだけに、リメイク版の情報を聞いて、観にゆこうかどうしようか…逡巡してしまっている(結果、観るとは思うのだけれど)

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