作家になったキッカケ(長文)

今夜は作家になったキッカケを書かせていただこうと思っています。

まず、俺は最初から「作家になりたい!」ってことはなかったんです。

最初はバンドをやっていたんです。

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※画像はイメージです

絶対にバンドで有名になって音楽で食っていく!!そう思って長年やってたんですよね。ドラム、ボーカル、ベースとやってましたが本業はドラムでした。

その合間に少しだけ小説を趣味で書いてネットに載せていたんですよね。小説を一度も読んでこなかった自分が小説を書く、それこそ文の作法なんて分かったもんじゃなかった。

なのに何故か音楽より結果が出てしまっていて…某サイトでは県別ランキング1位になったりしました。

複雑でした。自分が目指しているモノとそうでないモノの差。でも、心のどこかで文を書くのが面白いと思っていたからこその結果だと今では思っています。

そして音楽の道は険しいもので……隣りの市で開催されていた某大会に優勝しても全然その後はダメ。遠征ではお客さん0のライブもあったな。

メニエールという回転性目眩が発病したのもあり、夢半ばにして俺はこの道をこれ以上は歩けなくなりました。

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※画像はイメージです

ケジメをつけるために、持っていたドラムの機材を売った。泣いたわ。就職せずに夢を目指してきてやってきたのに、そんな俺がここまでやってきたことが無駄になったんだ。そう思ってしまった。

でも、無駄じゃなかった。俺にはまだ小説がある。そう思ったんだよね。

バンドとは違い、そこからは完全に一人の戦いが始まった。

ゲームを辞めて小説の書き方を猛勉強して色々なサイトで開催されていた賞に何度も応募した。

ノミネートはされても落とされる。その度に俺は悔しくて仕方なかったです。

それから色々あったけど、最初の書籍化の話は勉強を始めて三年後でした。それが県別ランキングで一位を取った作品。

全然売れなかった。

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だけどその一年後、某出版社から漫画化の話がきたんです。それも、漫画の三大出版社の一つから。

その作品、売れました!!

20XX年最も注目の〇〇!!大重版!

とか書いてもらって、感涙。それまでの努力が報われた形になりました。

だけど、やっぱりそこで満足しちゃダメなんですよね。

売れたのは運が良かったからというのと、自分の作品を自分が信じたからだと思います。

いつだって人は謙虚じゃなきゃいけないんだ、でも自分には厳しく。

もう完結はしてるけど、まだ映画化を期待しています。アニメ化もしてほしい……お願い!!

でも、どこでどうなるのか分からないのが人生。映画化したりして。

そんな事も自分自身の歩んできた道に教えてもらいました。

まさか自分が作家になるなんて子供の頃の自分に言っても信じてもらえないだろうね。卒業アルバムで自分の将来の夢を「電気」とか訳分からないのを書いていたくらいです。

また絶対にヒット作をうみだす!!俺ならやれる!だって俺の作品は面白いのだから!!

って、そう思って原稿を書いています。


終わり!!!



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