『聞く力』阿川佐和子

聞く力、を読んだ。とくに目新しい発見が個人的にはなかったので（そこまで注意深く読んでないからかもしれないが）
これがなぜ以前大ベストセラーになったのだろうとと言うのが正直な感想だ。

阿川さんのインタビューを実際に見たり聞いたりしたことがないので
どれほど凄い方なのか分からないけれど、阿川さんは自分の話をするのが
好きな方なのだな、と感じた。

自分なんてインタビュー全然得意なんかじゃありませんよ、と言う話が本の節々に出てきて少しくどい。
これは誰に対しての謙遜なのかなーと。

読者から突っ込まれないためなのか細かい要素を否定してる語り口にしたって（なぜ本を書くのかの辺りとか）この人、色んな人に好かれたい人なのかななどと余計なことを考えてしまった。
全体的には読みやすいのだけど。