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下ネタとナツメグ

一時期、鍼灸院に通っていた。先生は、その界隈ではかなり有名な人らしく、確かに効いた。脳天に針を刺されて気持ちよくなれるなんて、実際に刺されるまで信じられなかった。

施術中、よく喋る先生だった。今まで何千人もの患者とこうやって話をしてきたようで、身体だけでなくメンタルヘルスの話も詳しかった。まるでカウンセラーみたいな話ぶりで、肩のツボと一緒に僕の核心も突いてき(やかましい)

眠り棒くんはね。人が一年かけて考える量を1ヶ月で考えている。焦りすぎ。そりゃ肩も凝るよ。

いろいろな人に”考えすぎ”と言われてきた。確かにいつも考え事をしている。ジメジメと。ただ、それと同じくらいくだらないことも考えている。

最近は、”このふたつ、実は似ているシリーズ”を探している。ふたつの距離が離れているほどいい。どういうことか、ご紹介しよう。

調理と作曲

ひき肉をこねて塩胡椒。焼き上げてソースをかけ、盛り付ける。見た目も大事。女子がキュンとする顔で歌いましょう。

これは序の口。

ガッキーと宇宙

想像すると気が遠くなる。壮大。似ている。

Goose Houseと宗教

どちらも押し付けがましい。

下ネタとナツメグ

濃いめのスパイス。入れすぎると台無しになるところが似ている。

ガムテープとあの夏の日

当たり前にあったのに、欲しくなった時には手元にない。

詩的なセックスとほぼ日手帳

ちょっと憧れるけど、僕には向いていないところが似ている。


いや、なに言ってるか全然わかんねえよと思ったあなた。間違ってない。君はそのままでいい。

「スキ」を押して頂いた方は僕が考えた適当おみくじを引けます。凶はでません。