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ご縁を大切にすると人生が動き出す|世の中はステキな縁で溢れている!

こんにちは!
今日は東京は雨ですね。雨っていうとどんよりしたイメージがありますが、私は雨の音を聞きながら仕事をするのも嫌いじゃない^^
さて、今日は「ご縁」について書こうと思います。
みなさんは普段「ご縁」をどれだけ意識して生活していますか?
ここでいうご縁とは、何も人との出会いだけではありません。本との出会い、言葉との出会い、洋服との出会い、物件との出会い・・・すべてをひっくるめてのご縁です。


うまくいっていなかった時の自分

20代のころ、「私ってなんでこんなに人生うまくいかないんだろう」とか「なんでいつもこんなに運がないんだろう」と悩んでいたことがありました。新卒で入社した会社では仕事も人間関係も全くうまくいかないし、恋愛もダメになってばかり。
「私こんなに運が悪い人間だったっけ?」と、そんなことばかり考えていました。


ただ、今になってみると分かるのですが、この頃の私は自分の人生を誰かに変えてもらおうと必死だったんです。その代表例が恋愛でした。私を幸せにしてくれる人と出会って付き合って結婚すれば、自動的に幸せになれる、そんな風に考えていました。


誰かが幸せにしてくれると思い込んでいるから、自分で人生を変えようとか真剣に考えていなかったし、目の前の出来事にちゃんと向き合っていませんでした。つまり、その時その時のいろんな人との貴重な出会いや、その人たちから聞いた実はすごく重要なお言葉、勧めていただいた本など、全く真剣にとらえていなくて、大切な「ご縁」をおろそかにしていたなと、今振り返ってみると分かるのです。


あれから数年の年月が経ち、新たな個人事業主としての道を歩み始めた今、「ご縁」を大切にすることの重要さに気づかされた出来事があったので、それについてご紹介したいと思います。


ある日のスタバで


私はこの日は心理学の勉強をする予定だったのですが、家で勉強する気が起こらず、なんとなく近所のスタバに行って、ちょっとした仕事をしたり本を読んで勉強したりして過ごしていました。


すると近くの席に見覚えのある顔が。私がたまに顔を出している近所のバーの常連さんでした。彼も同じく個人事業主で、投資で生計を立てて成功されている方です。


以前も近所のスーパー付近でばったり出くわしたことがあったので、私は笑いながら「またばったり会っちゃいましたね」と言いました。
すると彼は「2回もばったり会うなんて何かのご縁だから、一緒にお茶して話でもしよーぜ。今暇なんだわ。」と。


そこで仕事の話をしていく中で、今私が独立したものの方向性に悩んでいること、お金が減っていく一方で精神的に焦ってしまうこと、などあまり悩んでいる感じではなく、あくまで明るいトーンで話しました。


すると、「俺、知り合いのバーに趣味で毎週日曜日だけ入らせてもらってるんだけど、実はもう5年もやってたら飽きてきちゃってさ。日曜日は俺の一存でバイト雇ったりなんでもしていいって言われてるから、月1~2ぐらいで俺の代わりにバー立ってみない?」と言うのです。


全然お酒に詳しくないし、そんなの出来るかな、、と言うと、


「大丈夫だよ、お酒のことは俺がちゃんと教えるし、当分は一緒にバー入りながら徐々に覚えていけば楽しいよ。それに、バーにはいろんな人が来るからそういう人たちと会話したり色んなこと教えてもらったりするのは、今後個人事業やっていく上ですごく役に立つと思う!」
と言われ、じゃあ面白そうだしやってみようかな!と一歩を踏み出すことに。


すると彼はこう付け加えたのです。


「あー嬉しいね!これで日曜日入ってくれたら俺ももっと彼女と過ごす時間増やせるようになるし、君は少しお小遣い稼ぎ出来るし、Win-Winだよね。そっか、このために俺ら2回もばったり会ったんだね!そういうご縁だったんだね!」と。


この言葉を言われてハッとしました。


きっと彼はそういうご縁を今まで大切にしてきたからこそ、周りに色んな知り合いがいてサポートしてくれる人がいて、ここまで成功してきたのだろうなと、そう感じざるを得ませんでした。


どんな出会いにも意味がある


私は人間関係で苦しんでいた20代のころ、「なんでこんな嫌な人と一緒に仕事しなきゃいけないんだろう」とか、喧嘩別れした彼氏のことを「この人との出会いって本当に意味のないものだったな」と言ってみたり、目の前の出来事に意味があるなんて一つも考えていませんでした。


しかしその後、さまざまな紆余曲折を経た今になって思うのは、どんな出会いにも意味があるということ。この考え方が根底にあるかどうかで、人との付き合い方、目の前の出来事への向き合い方は劇的に変わります。


嫌な人に出会っても、私はこの人から何か学ばなければいけないことがあるんだと思えたり、


本を読んだとき、このメッセージはきっと今の私に足りないことをおしえてくれているんだと考え、今の自分に向き合うきっかけになったり、


失恋で苦しい思いをした時、これは次に良い人に出会うために私が乗り越えなければいけない試練を彼が教えてくれたんだと思い、別れた彼に対して感謝の気持ちがわきます。


こんな風に、一見ただの日常の出来事や、はたまた苦しい出来事のように思えることでも、自分の人生にとって何か意味のあることなんだと思えるのです。


今回スタバでばったり会った彼とも、実はこういう考えがない頃の私だったら「話そうよ」と言われても、「(忙しくもないのに)今忙しいので」と言って断っていたと思います。


しかし、彼が言った通り「これも何かのご縁」と思って話したことによって、わくわくするようなチャンスが舞い込んできたのです。


その後バーに立ってみて


きっと「これで日曜日入ってくれたら俺ももっと彼女と過ごす時間増やせるようになるし」と言った彼の言葉は、半分は本心かもしれませんが、半分は単なる後付けだったんだろうなと思います。


後に分かったのは、実際に彼が自営業を始めた時も安定してなくてお金に困り、その時にバーをやってる知り合いに声をかけてもらって助けてもらったことを教えてくれました。今は安定してお金にも困ってないから、今度は自分が助けてあげる立場なんだと。


実際にバーに立ってみると、まだ数回しか入ってないけどこれが本当に面白い。色々な人が来て、色んな話を聞かせてくれる。自分の世界を広げてもらっている感覚です。会社員をしていたら絶対に経験できなかったであろうことをこの年になって経験させてもらい、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


ご縁を大事にすると求めているものが舞い込んでくる


こうしてご縁を大切にしながら、目の前の何気ない出来事をチャンスととらえてチャレンジしてみると、今度は自分が必要としていることが舞い込んでくるようになります。


実は、今後メンタルカウンセリングをやっていく際の場所を探していたのですが、最初は固定費がかかると困るので事務所を借りるのに二の足を踏んでおり、どうしようかなと思っていました。


ある日彼にその話を何気なくしていたら、「あそこのバー、昼間使えばいいじゃん。俺がオーナーさんに頼んであげるよ。」と言ってくれ、あっさり解決。しかもこの時、いつも行っている行きつけのバーで飲みながらその話をしていたのですが、ここのバーのオーナーさんまでもが、「え、ここのバーも昼間使っていいよ」と言ってくれたのです。


こんな風に、人との出会いに限ったことではないですが、普段から目の前の「ご縁」を大切にしていると、様々なチャンスが舞い込んできます。
忘れてはいけないのは、こうしたご縁に助けてもらっていることを自覚して感謝して過ごすこと。そして自分が出来る範囲で恩返ししたり、助けてくれた人に感謝の言葉をしっかり伝えること。


こうすることで、人生は必ずいい方向に動き出します^^
みなさんも是非、毎日のご縁を意識しながら過ごしてみてくださいね!

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