全身性エリテマトーデス（SLE）って？

季節はもう真夏ですね～　いやぁ今年の夏は特に暑いです💦

熱中症対策・水分補給しっかりと行って夏を乗り越えましょう！

前置きは置いといて、、

今回は自分が患っている難病の一つである

「全身性エリテマトーデス（SLE）」という病気について話していきます

概要

全身性エリテマトーデス（SLE）とは、関節、腎臓、皮膚、粘膜、血管の壁に起こる慢性かつ炎症性の自己免疫結合組織疾患

要は、全身の至る所に免疫による炎症が起こってしまう病気です

具体的には、本来は体を守ってくれるはずの免疫が、原因不明のこのSLEによって、自分の体を攻撃し始めてしまうといった仕組みなんです😥

仲間割れを引き起こされているみたいで、悲しいですよね…

ちなみに「systemic lupus erythematosus」のそれぞれの頭文字を取って

「SLE」と略されています

またSLE患者の9割が女性なんですが、男性や新生児でも発症するケースがあります

かくゆう私も男性ですが、SLE患者の一人です

症状

症状は人によって大きく異なっていて、なかなか判別するのが難しい病気でもあります

事細かに症状を明記していくと、かなりの量になってしまうので、大まかに紹介していきます

・関節症状：関節リウマチ／急性多関節炎

・皮膚疾患：皮膚の隆起や蝶型の斑点／脱毛症／粘膜の損傷／光線過敏症

・肺疾患：肺炎／胸膜炎

・心臓疾患：心膜炎／狭心症／心不全／冠動脈疾患

・腎臓疾患：腎不全／ループス腎炎

・神経系：頭痛／脳卒中／認知症／けいれん発作／思考障害

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　などなど…

この病気の一番怖いところは、

重症の危険性がある病気に合併しやすいというところなんです

命の危険がある肺炎や心不全、腎炎など、誰もが認知している程のリスクの高い病気にかかってしまう恐れがあります

また免疫の病気ですので、ただでさえ人より風邪をひきやすかったり、軽い風邪でも重症化してしまったり…

普段から気を付けてないといけない病気です

精神的にしんどいのは、SLEは主に体の中で起こっている症状が主なので、

なかなか相手に伝わるということが難しいということです

「あの人、やる気あるの？」　「休みすぎじゃない？」

こんな言葉をかけられることもあります😞

普段から体がだるい状態が続いてしまう症状も出てしまうのが、精神的になかなか苦しいんですよね

おわりに

全身性エリテマトーデス（SLE）について、ざっくりとまとめましたが伝わりましたでしょうか

免疫の病気ということで、認知度が少ないため相手に誤解を招いてしまうことがあります

この記事を見てくださった方には、全てを理解してほしいといったことではなく

「もしかしたらあの人は、こういった病気の人かもしれない」

とSLEに限らず、少し優しい気持ちで接してほしいです

ここまで見てくださりありがとうございました😊

次回は私のSLE発症の経緯について話していこうと思います