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競馬予想ソフトの経過報告【その1】~初期流動管理~

こんにちは。slash_slashです。
競馬予想ソフトの経過報告【その1】~初期流動管理~

競馬予想ソフトの初投稿から約2ヶ月です。今回は、この期間の成績・問題点や課題の為に改善したこと等を初期流動管理として纏めていきたいと思います。

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1.成績:投資額・回収額・回収率 (2020_0815~2020_1025)

簡単ではありますが回収率の推移です。

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回収率は80%越え。この値をどういう風に評価するのかがポイント4ですが、値的には回収率80%では話にならないです。その一方で、個人的には凄い値だとも思っています。理由は、ほぼ全レース予想・ワイド・軸1相手4の4点での回収率ですから。
よく耳にするのは、『回収率80%の壁』というのも存在します。確率論では、『競馬の回収率は控除率を引いた75%~80%で収束する』といわれています。その観点からみると、めっちゃ健闘してると思います。

上記の表・グラフには出ていませんが、細かく分析していくと、的中レースが競馬場に偏りがあったり、前半は当たる確率は高いが後半になるにつれ低くなる傾向があります。中々難しいですが、少しずつ改善していって競馬場に偏りを無くしてコンスタントに的中出来るようにしたいですね。
あと、本命サイド予想といいながら意外と軸が人気無かったり、相手が人気無かったりと、ハマればチョイチョイ良い配当も引っかかるので、今のところはバランスの良い目だと思います。

以前にも書いたけど(該当記事→)、配当は最後に付いてくる結果論なのでどうしようも無いです。しかも券種がワイドなので低配当。これも仕方が無いです。ワイドでやってる限りは当たっても低配当よりになり、回収率が上がらないのは永遠の課題だと思います。

課題としての対策として、実際に購入するときには
1.オッズをみて資金配分
2.自信の無いレースは購入を見送り

くらいしか対策は無いと思います。対策1と2を実践すると、当たり前ですが回収率は上がると思います。
然しながら、競馬予想ソフトの目として公開しているので、基準として『ワイド1点100円』で比較・検討していかないと全く意味が無いモノになります。

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2.改善1:ワイドなので当たっても投資額に対し回収額と乖離が大きい1

対策案
1.9頭立て以下のレースは予想レースから外す
2.相手5点から点数を少なくする
対策
出走頭数が少ないと的中してもガミる事が多い。特にワイドだと顕著。なので出走頭数が9頭立て以下のレースは予想レースから外す事にして投資額を少しでも押さえる。該当記事→

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3.改善2:ワイドなので当たっても投資額に対し回収額と乖離が大きい2

対策案
1.相手に流す点数を削減
2.レース数を削減→今のところは…
3.オッズに応じて購入金額を変更する→今のところは…
対策
基本は軸馬1から相手5点に流している。結果を確認すると的中は相手4番目まででほぼ的中しているので、相手を4点にして投資額を少しでも押さえる。
該当記事→

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4.改善3:『なぜ、この馬が軸に?』

『なぜ、この馬が軸に?』っていう疑問があって調べた結果、暫定で入れていた数値が微妙な値になっていて、そのレースでの順位付けで上位になる事が判明したので改善しました。
この競馬予想ソフトは、基本的に前5走の人気・着順・上り3Fタイム等を数値化。他には該当競馬場コースでの適正・種牡馬成績・騎手・調教師・サイン系の統制数字・その他多数を数値化し総合的に順位付け。
微妙な値というのは、前5走成績で、地方競馬での成績の上り3FタイムがデータとしてJRA-VANから提供されていないので暫定的に数値を決めないと数値化できない。今まで暫定的に決めていた数値だと、上がり3Fタイム以外の項目で上位になってしまうと、軸の選定時に上位に選出されてしまう。ある意味どんぐりの背比べの中で順位を付けているので微妙な値だとそういう事も起こりうる現象。暫定的な値を見直しています。
該当記事→

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5.改善4:秋競馬になり全く当たらない

軸馬・相手の選定方法を少し変化させて経過観察。以後
1.今まで通りの選定時の目
2.参考として変化を付けた選定時の目
上記2つを投稿。
該当記事→

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6.改善5:『ダート→芝』・『芝→ダート』

結果を分析していたのですが、少し修正しなあかん値があるのを発見して修正しました。具体的には、『ダート→芝』・『芝→ダート』の場合の上り3Fタイムを同レベルにするためのオフセット値を少し修正しました。
該当記事→

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7.改善6:『クラスの壁』1

競馬で昇級すれば『クラスの壁』というモノが少なからず、というか一部の馬を除いてほとんどの馬に該当すると思います。
冷静に考えてみれば僕が作った競馬予想ソフトには一切考慮していませんでした。そこで前走・前々走・3走前で1着になった馬にそれぞれハンデ値という概念を導入してみます。今回該当馬に各々ハンデ値を決めたのですが、経過をみて調整は必要になってくると思います。先ずはお試しで経過観察してみます。小さな事でも改善をコツコツと。
該当記事→

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8.改善7:『クラスの壁』2

神戸新聞杯の結果を受けて『クラスの壁』の改善
1.近走5走までで4~5連続1着馬に関してはハンデ値を付加しない
2.1の該当馬が軸・相手に無ければ、4番目の相手と入れ替える
3.ただし、地方競馬場での連勝馬は除く
という事で改善しようと思います。
該当記事→

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9.改善8:休養馬の扱い

先日京都12Rに出走していたその馬は49週間ぶりの出走でした。確かにその日京都6Rにて59週間ぶりに出走してきた馬が1着になるという事例もありますが、一定以上休んだほとんどの馬はたたき台の出走だと思います。
そこで、一定以上の休養馬が出走してきた馬にハンデ値を付ける事にしました。具体的な一定以上の休養馬の判定にはTARGETの休養期間の判定のデフォルト値を先ずはそのまま利用します。TARGETの休養期間のデフォルト値は26週間以上です。その判定を利用し26週以上休養していて出走してきた馬にハンデ値を設定しました。休養期間値・ハンデ値に関しては今後の様子を見て微調整していきます。
該当記事→

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10.その他

約2ヶ月間で色々改善していきました。初期流動管理という形では色々な改善は自然な事と思います。上記以外でも表には出していませんがちょこちょこと小規模な改善というかソースコード的に変更はしています。自分が使いやすいように。

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11.この先のプラン

この先のプランとしては。。。
現在かなりの悪戦苦闘中で試行錯誤中ですが、年内には『馬連』の目を投稿したいと思っています。ワイドと馬連の2本軸で。あと、大分先になりますが、もっとデータが蓄積されたら馬単・WIN5まではいきたいなって思っています。そのためには、もっと回収率の向上が不可欠なので、もっとPDCAを回していかなければと思います。

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12.最後に

今回のように競馬予想ソフトの経過報告として数ヶ月毎に纏めていきたいと思います。今後もPDCAを回していきますので、予想の参考にしていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。皆さんお疲れ様でした。

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