シャンパンを【物理学的】に見解する本が面白かった件
お酒に関する書籍やレシピ本をよく漁っては購入し愛読している私が、最近見つけた『違った視点』から解説している本を見つけたのでご紹介したいと思います。
それが著者、フランス大学物理学助教授ジェラール・リジェ・べレール氏の
『シャンパン 泡の科学』
数年にわたって発泡性飲料の研究を行い、知っている人はきいたことがあるであろう【モエ・エ・シャンドン】社の研究部門のコンサルも務めた方がシャンパンの命ともいえる『泡』について科学的な視点から解説された本となっております。
いっけん、科学と聞くとお酒のこと以上に難しく感じますが、著者が好きだった泡を撮影した写真やイラストが多くあり、シャンパンの歴史からわかりやすく記述されていました。
この本の一番の魅力はシャンパンの美味しさの秘密から特に重要とされている
『泡』を深堀した数少ないシャンパンの本
だという事。
シャンパングラスに注がれたその液体から立ち上がる泡。
何気なく綺麗だとおもって見つめる小さな泡の中には、大きな意味が存在し、その姿、かたちから様々なシャンパンの美味しさや歴史をくみ取って見れると思います。
あくまで『科学的な視点』ではありますが、ワイン好きはもちろん、シャンパン初心者でも一度は読んでおきたい、おすすめの一冊です。
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