「FNS歌謡祭2021冬第1夜」が個人的神回だったので色々語らせてほしい
何て捻りのないタイトルなんだ……。
しかし、本当に個人的神回でしたし、自分の中で「アイドルとは」を改めて考える機会にもなった番組でした。
12月1日に放送された「FNS歌謡祭2021冬 第1夜」は、私にとって忘れられないものになりました。
★★トピックス★★
1.生田斗真と風間俊介はやっぱりアイドルだと思った話
2.関ジャニ∞×生田斗真コラボの話
3.VS魂主題歌が最高だった話
4.雑感
★★★★★★★
1.生田斗真と風間俊介はやっぱりアイドルだと思った話
今回の「FNS歌謡祭」が個人的神回だった最大の理由はこれですよね。
ジャニーズアイドル生田斗真&風間俊介が見れたから!!
ジャニーズJr.時代にバリバリ歌って踊る彼らを見てジャニオタとして育ってきた自分にとって、彼らがアイドルをしている姿はまさに私にとっての「原風景」。彼らが俳優班に移らざるを得なくなったことで封印されていた「アイドルとしての彼らが好き」という私の思いが、2018年〜2019年年末年始の「FOURTOPS」限定復活で爆発しましたが、その思いが更に強く強くなった放送でした。
金色の飾りが施された長いマイクを持って、モノクロのサスペンダースタイルで、ほんの少しの動きでも姿勢良く綺麗に見せる、あの「ジャニーズアイドル・生田斗真」のポテンシャルの高さ!!
キラキラの笑顔でメンバーと肩を組みながらパフォーマンスし、カメラへのアピールも忘れず、更にはアクロバティックな動きまで見せてくれた、あの「ジャニーズアイドル・風間俊介」の輝き!!
ジャニーズファンからも「アイドルじゃなくて俳優」と言われてきたし、私もそう思うようにしてきたけれど。けれど。
やっぱり彼らがジャニーズアイドルをしている姿が原風景な私にとって、例え世間的な肩書は「俳優」でも、私の中では彼らはずーっとずーっと「ジャニーズアイドル」なのだと確信しました。
まさか30代半ばの彼らに、こんなにジャニーズアイドルとしての輝きを見出すなんて。過去の自分に教えてあげたい。彼らは、アイドルから俳優という肩書になっても、30歳を超えても、それぞれに家庭を築いても、ずーっとずーっとキラキラな「ジャニーズアイドル」のアイデンティティーを忘れていないのだと。彼らを見ていると、肩書もライフステージも関係ない。キラキラと夢を見させてくれるステージを創り上げてくれたら、もうそれは「アイドル」なのだと。そんな風に思わせてくれました。
最近、「アイドルって何だろう?」と考えることが度々あったのですが、やっぱり「キラキラのアイドル」は"形"や"肩書"だけが重要なのではないと思いました。「見てる人を楽しませたい」「自分自身もステージを楽しみたい」「歌やダンスを通じてメッセージを伝えたい」その思いがパフォーマンスに出ていれば、もうそれは、アイドルなんです。私の中では。
2.関ジャニ∞×生田斗真コラボの話
「最強で最高のこのキズナ」という歌詞が当てはまりすぎて……。
FNS歌謡祭で関ジャニ∞と斗真さんがコラボするのは2回目。
1回目は「土竜の唄」シリーズ第2作目が公開される直前。7人だった関ジャニ∞が2作目の主題歌「NOROSHI」を演奏し、その後1作目の主題歌「キングオブ男」をパフォーマンスしている最中に、椅子に座って見てた斗真さんをヨコと丸ちゃんが迎えに行って飛び入りというテイで参加させる……というものでした。この時の完璧な斗真さんのダンス、すばるくんとのWセンター、最後に、どうしてもちょっかいを出したくなるヨコが斗真さんの決めポーズを遮って立ち、斗真さんがツッコミを入れて終わるという流れ、全てが最高でした。
この時は、斗真さんはマイクを持っていたけど、歌いませんでした。本当は歌って良かったんだと思うんです。そうでなければ、マイクを置いてステージに向かったはずだから。でも歌わなかったのは、斗真さんなりのエイトへの敬意なのか、遠慮なのか、真意は分かりません。
そして2回目である今回は、最初から一緒に歌いました。完全にメンバーに混ぜてもらった形です。パートとしては、やっさんと丸ちゃんがそれぞれヨコヒナと歌ってるパートを譲ってくれて「ヨコと斗真さん」「ヒナちゃんと斗真さん」になるようにしてくれたり、後半のソロパートはヨコヒナのソロパートをそのまま斗真さんに譲ってくれたりしていたようです。
ヨコとヒナちゃんは、斗真さんが中学生ぐらいの頃から仲良くて、一緒に光一さんの番組のレギュラーを務めたり、Jr.の番組のロケや雜誌でも一緒になることが多かったり、またプライベートでも付き合いがあり続けたりした人たちです。
当時関西Jr.だった現・関ジャニ∞をはじめとする関西メンバーたちが「Another」を松竹座で公演した時に、斗真さんはショータイムの助っ人として東京から駆けつけました。また、エイトのCDデビュー後は、初めてのドームコンサートを見学に来て見守りました。
逆に、斗真さんが俳優班に移って目立つメディアでの活動が少なかった時期に、ヨコヒナが当時レギュラーを務めたラジオ「木曜レコメン」で、個人仕事でどちらかがお休みの時に、ピンチヒッターに斗真さんを呼んでくれていました。
お互いに大事な時に助け合い頼りあってきた人たちだからこそ、今回のコラボでも、ヨコヒナが斗真さんにソロパートを分けてくれたり、斗真さんとヨコヒナの組み合わせが目立つように配慮してくれたかなと思います。
斗真さんは、金を基調としたきらびやかな関ジャニ∞の衣装とは違い、モノトーンでジャケットはなし、サスペンダーにパンツルックというシンプルな衣装でした。(でも白シャツの袖とかに文字が入っててとてもオシャレ)敢えてエイトと衣装を統一せず、きらびやかな衣装にしなかったのは、そこは前回のコラボの時にマイクを使わなかったように、エイト側への敬意や配慮の表れなのかな?と勝手に思っています。
しかしこのシンプル衣装、斗真さんのスタイルの良さ、動きの綺麗さを際立たせていて、大変良きでした……。スタイリストさん、ありがとうございます……!!
所々に決まった動きがあり、後ろを向いて歩く、振り返って体を反らせる、というアクションの1つ1つがまあ美しいこと……。斗真さんは綺麗なダンスを踊る人で、NEWSのまっすーなどもお手本にしていたと言ってくれるくらいの実力がある人なのですが、ほんの少しの動きにもアイドルとして培ってきたその動きの美しさが表れていました。
そして自分が歌っていないパートの動き。敬愛する宮本浩次さんのように音に合わせて頭を振ったりするところもあれば、エイトのメンバーが歌う後ろにまわって、マイクを両肩に担いで口ずさみながら揺れてるようなところもあって、またこのマイクの担ぎ方がカッコイイ……!!自分がメインじゃないところでもカッコよく魅せられるジャニーズアイドル生田斗真さん、最高すぎますが???
歌の方は、練習のしすぎで思ってた音より少し低めに出た、とご本人が後日反省していました。だけど、声はしっかり出てたし、楽しんでいたり、歌詞のメッセージを伝えようと歌ってたりするのは伝わってきたし、何よりキラキラしていました!!
最後にカメラでエイトのメンバーか1人ずつ抜かれていき、シメに斗真さんが来た時に「バッチこーい!!」と口パクで言いながらポーズを取ってて、ちゃんとそこで映画の番宣を忘れてないあたりは、さすが主演俳優!!
丸ちゃんが最後の最後に声に出して「バッチこーい!!」を言ってくれてたのにニカッとする斗真さん、めちゃめちゃ可愛かったです!!
華やかな楽曲の雰囲気がまた斗真さんともピッタリ合っていて、改めて素敵な楽曲を映画に提供してもらった上に、コラボまでさせてくれた関ジャニ∞に、感謝の気持ちでいっぱいです!!
3.VS魂主題歌が最高だった話
風ポンと流星くんがメンバーに入るらしいということを聞いて初回から「VS魂」を見て、魂メンバー全員の可愛さに心惹かれてずっと見守ってきた視聴者として、本当に感慨深いステージでした。
実はずっと密かに「魂チームで音楽パフォーマンスをやらないかな」と思っていました。FNS歌謡祭は相葉ちゃんが司会だし、一夜限りのコラボもやってるので、ジャニーズの先輩曲のカバーとかやったらいいんじゃないかなと。斗真さんが前にFNSでパフォーマンスした前例もあったので、風ポンが出るのも良いのではないかなと。ジャニーズWESTの音楽パフォーマンスに惚れてファンになったジャス民としては、流星くんの音楽パフォーマンスを見れる機会も増えるかもしれないし……と。
そしたら、まさかまさかの番組オリジナル主題歌を作って、その初披露がFNSという、とんでもないことになりました。
この一報を聞いた時、私は単純に嬉しくて跳び上がって喜びました。でも、その後の相葉ちゃんや風ポンのコメントを聞いて、ちょっと自分の思慮の浅はかさを反省しました。
FNS歌謡祭に出てオリジナル曲を歌う、ということは、俳優班の風ポンにとっては物凄く特別なことで、それは「他の皆が出るのと意味合いが違うからね!」というようなことを言ってた風ポンのコメント、その通りなんです。
斗真エイトコラボの項目でも最初のコラボの時に斗真さんが歌わなかったことを書きましたが、「俳優班」にカテゴライズされてしまった斗真さんや風ポンにとって、テレビの歌番組でマイクを持って歌うのは本当に特別なこと。しかも風ポンはオリジナル曲で。新曲を歌唱するオリジナルメンバーに、CDデビューが叶わなかった風ポンが入るというのは、本人にとっては複雑な気持ちもあったんじゃないかなと思います。
もう1つ、相葉ちゃんが浮所くんへ申し訳ないと言ってたところにもハッとさせられました。「(初めてFNS歌謡祭に出る時は)自分のグループで出たかったよな」と。余談ですが、昔、「修二と彰」がCDデビューすることになった時、まだCDデビューしていなかったKAT-TUNのファンが複雑な心境になっていたのを思い出しました。浮所くんが所属する美少年のメンバーやファンの皆さんからしたら、確かに複雑だし、それは浮所くん自身もそういう気持ちが少しはあるだろうなぁと。
ただ、浮所くんは多分、そういうチャンスを絶対に逃さずにアピールしようというポジティブな人だろうなとも思うので(現に主題歌決定に1番リアクションして喜んでた)、その辺は美少年のメンバーの分まで頑張るだろうな、とも思いましたが。
私たちファンが「こういうことをしてほしい!」と言うのは簡単だけど、でも当のご本人たちは私たちが思ってる以上に色んなことに配慮してるんだろうな、ということを考えさせられた機会でもありました。
で、「VS魂」の主題歌パフォーマンス………。
本当に本当に良かった……!!
何か、1月からの彼らの頑張りがようやく報われてきたなと思って、グッときました。
やっぱりジャニーズなんだなと思ったのが、もちろんこれまで番組内のゲームやトークでも徐々にチームとしての形を作っていってたけど、「音楽パフォーマンス」で一気に「VS魂メンバー」としての形成が更に進行したなと。
彼らの本質は「歌って踊るジャニーズアイドル」で、それはCDデビューグループでも活動休止中でも、俳優班でもジャニーズJr.でも変わらなくて。「6人でアイドルとしてパフォーマンスする」となった時のあの一致団結感が本当に強かった!!もちろん、この1年間コツコツとお互いの関係を築いてきた下地もあってのことですが、それが主題歌をきっかけに「アイドルチーム」として上手くまとまったなという印象です。
もう言いたいことが沢山ありすぎるので、箇条書き書きますね。
・歌の並びが良い……!「VS魂」お決まりの並びはWセンターがキャプテン・副キャプテンであとは若手チーム4人が両側に配置されるんですが、歌の時には画面左から「浮所くん、岸くん、勝利くん、相葉ちゃん、流星くん、風ポン」の並び。Wセンターがキャプテン相葉ちゃんと、若手チームでデビューが最も早かった勝利くんという「世代幅」を感じさせるの良い!!そして左側が年齢的に「弟組」、右側が「兄組」っていう、まるでV6さんのカミセン・トニセンみたいな感じがまた良い!!
・2人ずつで肩組む演出だったんだろうけど、仲良しキャピキャピな岸浮所も、世代幅感じさせる相葉勝利も、身長差を流星くんが屈んで縮めてる風間流星も、どれも良い……!FOURTOPSとジャニーズWESTのオタクなのでかざりゅせ肩組みは嬉しすぎました……!しかも背中合わせみたいな感じで歌ってたとこもあったよね!?最高か!!
・相葉流星コンビ、事前に動きの打ち合わせしたのかな?風ポンのソロパートの後ろで2人で拍手してるのが良い兄組すぎた……。そして最後の「V」を作るところで、相葉ちゃんが手に自分の顎をのせたら、すかさず流星くんも同じようにしましたよ!?可愛すぎるなこのコンビ……!!
・流星くんのソロパート「膝を抱えても」から突如始まるミュージカル風(?)演出。たまたまそのパートが流星くんだったからなんだろうけど、1番デカくて見た目で1番クールに見られそうな流星くんをこの役にしたの天才では!?岸くんが寄り添い、浮所くんが悟し、風ポンが光を指差し、勝利くんには頭ナデナデされてましたが!?そんな可愛い扱いを受けるんですか……!?そこからの流星くんの力強いソロパート「新しい光よー!」がまた良くて……!!ミュージカルパートの締めで相葉ちゃんが前に出てくる時に、そこまで何なら主役のような感じだった流星くんがササッとハケるのもまた良かったです。
・風ポンが何かアクロバティックな動きしてるーーーー!?(衝撃)何それ!久々にアイドルやって何そんなめちゃめちゃカッコイイことしてんの!?私、あまり風ポンにアクロバティックなイメージが無かったのですが(ダンスはキレキレだけど、バック転がかなり怪しい)、まさか18年振りの生の歌番組でそんなことしてくれるなんて思わなかった!!何やかんや言ってめっちゃジャニーズアイドルタイムを楽しんでるやないかー!!最高!!!
・最後の「VS」マークを作る時に、皆で腕まくりして「うっしゃ、やってやるか!」みたいな顔をしてからマーク作るの(ここ特に風ポンの「うっしゃ!」具合が好き)、何か「最後こうやってVSマーク作ろう!」ってリハで言ってる魂メンバーを妄想しながら見たら、ひたすら可愛い。
いやもう、本当に可愛くて爽やかで元気貰えました!!魂チーム、ますます丸ごと愛す。
4.雑感
斗真エイトコラボには長年の縁を感じ、VS魂チームにはこの1年で1から作り上げてきた関係性を感じ、斗真さんと風ポンが久し振りにジャニーズアイドルとしてステージに立つ場がそれぞれ素敵な人たちに囲まれた場所で、本当に本当に良かったなと思いました。
FOURTOPSのオタクなので、もちろんFOURTOPS4人が揃ってパフォーマンスする姿をまた見たい気持ちはあるけれど、それはとても難しいことで。だから2人がアイドルする姿はそうそう見られないと思っていたのに、こういう形で実現してもらえて嬉しかったです。
彼らの根底にジャニーズアイドルのアイデンティティーがあり続ける限り、きっとまたどこかでそれを発揮できる機会がくるのかな、と勝手に思っています。それがいつどんな形でかは分からないけど。またそんな日がくることを夢見て。
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