中国企業の業績急ブレーキ 1割赤字、1000社が減益
上海市場、深圳市場は上場基準が厳しい。昨年の今頃はIPO審査が滞り、3年で1億元かせぐ見通しがなければ、審査してもらうことすら難しいと噂され、実際に撤回した企業も少なくなかった。高成長を続けるため、すぐにでも資金の欲しいベンチャー企業とは、スピード感で相容れない。そのため、IT企業は、香港市場または米国市場で上場するのが通例である。巨頭とよばれるBATJ(バイドゥ、アリババ、テンセント、ジンドン)もみなそうだし、昨年、上場で話題となった、シャオミ、美団点評、拼多多、テンセント