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中国企業の業績急ブレーキ 1割赤字、1000社が減益

上海市場、深圳市場は上場基準が厳しい。昨年の今頃はIPO審査が滞り、3年で1億元かせぐ見通しがなければ、審査してもらうことすら難しいと噂され、実際に撤回した企業も少なくなかった。高成長を続けるため、すぐにでも資金の欲しいベンチャー企業とは、スピード感で相容れない。そのため、IT企業は、香港市場または米国市場で上場するのが通例である。巨頭とよばれるBATJ(バイドゥ、アリババ、テンセント、ジンドン)もみなそうだし、昨年、上場で話題となった、シャオミ、美団点評、拼多多、テンセント・ミュージックなどもすべてそうである。国内市場へ上場したのは、自動車電池の「寧徳時代」くらいのものだ。

つまり上海、深圳市場には、時価総額中国2トップのアリババ、テンセントはもちろん、新しいIT企業はまったく入っていない。高い付加価値を創出する企業が少ないのである。ゾンビを含む従来型中心である。格式の高い国有大企業も多い。

IT巨頭では、先日アリババの四半期決算が出た。同社の2018年10~12月四半期決算は、減速を予想する向きが多かったが、実際はまずまずの数字だった。残りのIT大手の決算を注視したい。そのうえで判断しなければ片手落ちだろう。


コスパ・テクノロジーズCEO / BtoB企業のブランディングと海外向け施策が得意なWeb制作会社 / SNS総フォロワー5万 / HP→ https://cospa-tech.com/