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歌のはじまり【0】

色々曲を聴いていただけて、刺激を受けることが多い今日この頃。 
でもって、歌を作ったり歌ったりしてる皆さん達の、歌との向き合い方を見て、自分も改めて歌と自分の関係を振り返ってみようかなと思いました。

良ければ覗いていってください(*^^*)



私は音楽的知識はほぼ無いに等しいくらいの、ただの音楽好きの人間です。


で、そんなどっこにでもいるような奴が、なぜわざわざ自分で曲を作ってまで歌ってるのか。


始まりは何てことない、興味本位からだった。
もし自分が作詞作曲をしたらどんな曲が出来るのかと。
小説書くきっかけも同じだった。

何となくそれとなく、見聞きした知識で作ってみたら案外楽しくて。
それから誰かに聴いて欲しいということも特に無く、らくがき帳に好きな絵を描くように、気分に任せて作ってた。
楽しいことも嬉しいことも嫌なことも辛いことも、日記のように曲の中にどんどん投げ込んでた。
なんだかストレス発散のようでもあった。
曲を作り始めて5年が経つ頃には、2桁にまでのぼる程の数になっていた。


友達に実は曲作ってるんだと打ち明けるも、そんなに興味を持たれることもなく、まあ…そんなものかと。
でもふと思った。
この曲達、誰にも聴かれずにこのまま消えてくのって、ちょっと寂しいんじゃないか。虚しいんじゃないか。

誰かのためにと作ってはいなかったけど、突然寂しさに襲われた。
それから初めてやっと、誰かに聴いてほしいと思えるようになった。

聴いてほしいとは言え色んな媒体がある中で、発信できる場所はずっと模索してた。小心者ゆえにSNSが怖くて。でも音源だけでいいからどこかないかと。
今はもう終了した音楽サイトや音楽系アプリに公開したりして、中でもnanaは一番長く利用していたかな。今もアカウントはあるものの更新は止まってます。
noteと出会ってからは、居心地の良さを感じてずっとのんびりと継続中。
最初は自作曲を公開することは躊躇いもあったけど、様々なクリエイターの方に触発され、やってみようと公開することに。



音楽家になろうとも歌手になろうともしていなかったし、自分の肩書って何?って今も謎なくらい。
だから、ラジオ配信でもいちいち「歌と物語の創作活動をしている…」なんて説明くさいこと言ってるんだけども。あやふやにしているのは、しっくりこないからなのかも。

聴いてほしいと思えるようになって、少しは聴き手を意識するようになったけど、基本は最初の頃と変わってないと思う。
思ったり感じたりしたものがメロディーのついた日記になってる感じ。

音楽に救われたから恩返ししたいなんて、おこがましくてそんなこと私には言えないし…。
魅力的なアーティスト、歌い手さんは山程いるのだから。

単純に寂しいって思えて、やっと辿りついたのが今の形なくらい。





自分が生きているうちに、作ってきた曲、これから出来る曲、全部を発信しておきたい。
誰かのためになるかなんて、全く分からない。
どう思ってくれるかは、当然聴いてくれた人次第で。
それでも、一人でも聴いてくれさえすれば、私の寂しさの穴も願ったり叶ったり。
本当にほんの気休めでもいいのです。
退屈しのぎで。
でも曲自体がつまらなかったら、その時はその時で。
やむを得ない。
残念だけど。


好きだから作って歌って、寂しくなってまた歌って…
その繰り返し。
単純に何も無いとこから音を作るのが楽しいし面白い。

深い理由なんぞ、どこにも無いんです。

結局、自分のためにしかなってないやん。てオチ。


生きてりゃ色々あるからさ、生きてた証みたいなもんを残してやろうって、小賢しい野望が実はあったりしてさ。


長くなりそうなので、今回はここまで。

また次回に(^_^)/


つづきはこちらからどうぞ✩
【1】 【2】


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