toC一択だと思っていたデータアナリストがtoBの会社に転職した話
こんにちは。 株式会社LayerXバクラク事業部の石橋(@saaaaaaky)です。
2022年3月にカスタマーサクセスチームのアーキテクトとして入社し、9月に新たに発足したBizOpsチームに異動しました。
(BizOpsチーム立ち上げについてはこちらをご覧ください。)
昨年の今頃もLayerXではアドベントカレンダーが開催されており、私はその時期に転職活動を本格的に始め、記事を読み漁ったことが思い出されます。
どんな人に読んでほしいか
転職活動をしている方
LayerXに興味がある方
データ分析のキャリアに興味がある方
まず、なぜ転職をしようと思ったか
前職には2018年7月にデータ分析として入社しました。
KPI策定や施策の効果検証などが主業務です。
とはいえ、会社の規模が15人程度だったこともあり、必要に応じてディレクターやOKRの運用等様々な業務を兼務することがしばしばありました。
2021年社会人として3年が過ぎ、今後のキャリアを考えたときによりデータ分析に注力したいと思い転職を決意しました。
転職の軸は?
データ分析に注力していきたいと思ってはいるものの、転職活動が初めてだったこともあり、データドリブンな組織があり、toBよりもtoCの方が面白そうだなくらいのふんわりとした展望でした。
えっ、LayerX全くあてはまらないじゃん!
LayerXをご存知の方は、上記の軸にLayerXがあまり当てはまらないことにお気づきかと思います。
・自社サービスではあるが、toBサービスである
・データには強そうだが「データ分析チーム」は存在しない
私も同じ認識で、さらにはブロックチェーンのイメージが強く技術力の高いエンジニアしかいないと思っていたので、当初の転職のスコープに入っていませんでした。
転職活動を進める中で、知り合いの紹介でご縁があったので、とりあえず話は聞いておくかくらいの軽い気持ちでエントリーしました。
その後、ありがたいことに自分の転職軸に沿った企業にも内定をいただくことができました。
ここに入社を決めようかな、と思っていたのですが、
LayerXのカジュアル面談で話した時に何か惹かれるものがあり面接に進みました。
LayerXの何に惹かれたのか?
当時は言語化できていなかったのですが、「全員がミッションの元で同じ方向を向き、行動指針を体現しようとしている」組織に言いようのない魅力を感じたことが大きかったような気がします。
会社のミッションを実現するための行動指針があり、組織全体として全員が同じ方向を向いて事業を前に進めているのがとても魅力的で、ここで一緒に働けたらと思うと心が踊りました。
入社してみて
気づけば入社して9ヶ月が経ちます。
入社前に心躍った組織の文化は、自分が中に入った今も同じように魅力的です。
代表の福島の企業文化に投資するという考えのもと組織運営が徹底されており、行動指針を元に社員の誰もが同じ基準で意思決定が出来る組織だと感じます。
ところで、転職開始時に決めていた2つの軸とは別のところで魅力を感じて入社を決意しましたが、軸を全く意識していなかったわけではありません。
「toCサービスのようにtoBサービスを作る」という発信や、FactBaseという行動指針があることも入社を決める上で大きかったように思います。
軸1: toCのサービスがある
前職からプロダクトを開発する上でユーザーへの提供価値を重視したいという意味でtoCのサービスに携わりたいという思いがありました。
しかし、実際にtoBのサービスに関わって思うのは、ユーザーへの提供価値にフォーカスすることができれば、toBやtoCといったカテゴリは特に自分にとって意味のないものだと気づきました。
軸2:データ分析チームがあり、データドリブンな組織である
分析チームはありませんが「FactBase」という行動指針があるように、基本的に分析を行い数値に基づいて意思決定がなされます。
分析チームがある企業にいきたいという思いは、自分のアウトプットに対して他者からのフィードバックが欲しかったからでした。
日常的にこういう分析をしたいという声も多数あがりますし、ポジションに関係なくそれぞれが分析を共有しフィードバックしあう文化が根付いており、もともとの希望が100%叶えられているわけではないものの満足しています。
おわりに
結果として、転職活動初期に決めた軸とは少し異なるLayerXに入社しましたが、この選択をして良かった!と思える毎日を過ごしています。
私のようにふとしたきっかけで、思ってもいなかった企業に入社することがあるかもしれません。
まずはそのきっかけ作りに、カジュアル面談はいかがでしょうか。
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