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子どもの褒め方を舐めてはいけない理由

中野丈矢です。

今回の記事は子どもの褒め方について。

褒め方一つで子どもの将来をも決めてしまう」と言っても過言ではないと思います。

子どもはスポンジのように吸収するからこそ


子どもって本当にスポンジのように、「すべてを吸収」しますよね。褒め方一つにしても、子どもの自立を促す褒め方もあれば、そうでない褒め方ってあるんじゃないかと。

例えば、「お兄ちゃんよりも夜泣きが少ない」とか、「上手に食べるね」という褒め方は、子どもを見てあげてるつもりです。親としては何の悪気もなく、「上手だね」「凄いね」と褒めてるつもりです。

子どもが一番されて嫌なのは、誰かと比べられること。誰かと比べられて、上手いとか、遅い早いだの褒められることは、子どもからすれば「僕を見てくれてない」と捉えるようです。

幼少期の追体験を大人になって繰り返す


「お父さんとお母さんは、僕を見てくれてない」と、幼少期に捉えることが増えてしまえば、大人になってからも幼少期の追体験として「自分は認めてもらえない」と勘違いします。

この勘違いは、承認欲求を満たそうとすることで、父親や母親に似た人と関わりを持とうとします。

僕も普段の仕事を通じて、クライアントの方から「父親代わり」と思われる方もいらっしゃいます。

やはりその方の父親と僕とで共通点があるそうなんです。

例えば、

・30代で会社を設立
・長男家系
・体育会系

という共通点が代表的な例ですね。

多かれ少なかれ、僕たちは大人になってからも幼少期の追体験を繰り返します。

・プロ野球選手の夢を子供に託す親
・経済的な理由で教育を受けられなかった理由で、進学校に行かせる親

etc・・・

挙げればキリがありませんが、「自分が未昇華できてない感情を、子どもを通じて体現している」とも言えるでしょう。

さらに、「自分は大切にされてないのでは?と勘違いしてると、承認欲求を満たそうとします。

この辺りの詳細は、僕の本業の記事にてご紹介してるので、よろしければ一読ください↓


褒め方一つで承認欲求が強くなる!?



話を戻すと、褒め方一つで承認欲求が強い大人にもなってしまうのです。

幼少期から人と比べられながら大人になれば、完璧主義になる傾向が強いように思えます。これはあくまでも僕個人がビジネスコンサル/ビジネスコーチとして活動しながら感じてる事なので、正解か不正解かは分かりません(僕の結論として正解ですが・・・)

スポーツなどで勝ち負けを争う時に、競争するのは健全なスポーツマンシップです。アスリートも負けたくて試合に出る人はいませんし、そもそも負けるつもりで試合に出れば、相手にも失礼ですよね。

しかし、幼少期に人と比較されて未昇華な感情が多いまま大人になあれば、承認欲求が強くなれば何かにつけて、人と競う大人になる傾向があります。

分かりやすい例で言うと、「マウントを取りたがる人」もその典型例でしょう。「勝ち負け」でしか人と関わることができないため、人との繋がりが希薄になりがち。強い孤独感を感じてる人も、幼少期に人と比べられながら育った・・・と僕は感じています。

承認欲求について詳しい内容は、こちらの記事にまとめてるので是非、読んでみてくださいね↓


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