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コンサート

27日は久しぶりのコンサートだった。
フルートの仕事は2年前に激減して、それでも市民センター等からの依頼があったり(市民センターの演奏が大好き)しながらも、昨年の年間のコンサート数は2019年迄のひと月ぶんくらい。
フルートもあまり手にしなくて、世の中の変化に、自分はおそらくショックを受けていたんだと思う。
暫くぼんやりこのまま居ようと思い、敢えて仕事を増やすこともせず、目の前のクライエントさんと共に過ごす時間を大切にしてエッセンスを組む。
そんな日々を過ごしている。


夏の前だったか、フルートから遠ざかっている私に、仲間が声を掛けてくれた。
話しをしているうちにコンサートをしよう!という事になった。

あ、コンサートやりたい。。
でも少し待って!
2019年以前に比べたら驚くほど吹いてない=音が出なくなってる=いろいろ落ちてる😭。

そんな話しをして、
秋までに練習すれば戻るよ!
的な話になり、スルスルと話が決まっていく。

嬉しい反面、不安も大きくて、吹けないかもしれない〜😢と思ったりしていた。

とにかく時間を作って音出しから再開しよう。
と、意識をフルートに向けたら、流れが変化して、今まで無かった仕事が舞い込んできた。
ブライダルの演奏。

最初は恐る恐る、だんだん慣れてきたら、タイミング良く、10月、11月に仕事の量が増えた。
誰かの人生の幸せに立ち会える仕事はこちらも幸せになるね!
喜んで回数をこなしていくうちに、フルートの勘が戻ってきた。
これは身体の一部だったんだ。
2年間それを切り離していた事に気づいた。


そして、
昨日、11月27日に、愛する仲間たちとの2年半振りのコンサート。

珍しく緊張した。
心臓がドキドキ💓してるのが分かる。
アガるのと緊張は違う。
アガってはいない。
懐かしくて嬉しくて少しだけ怖くて、ドキドキしていた。

コンサートは朗読とピアノの歌とフルートのオリジナルな内容の組み合わせがめちゃくちゃ豊かな内容。

チラシが出来上がって、告知して、
そうしたら1週間前には満席になった。
おおおお。。。すごい。

リハーサル風景
本番中

約1時間半のコンサート。

人生にはズタボロな時もあるけど、言葉に出来ないくらい、しあわせな時間もあって、
今の自分に出来る、精一杯のパフォーマンスを披露。
これも本当に久しぶり。
もう戻ってこない時間だと思ってたが、違った。

ただいま!

友達たちが聴きにきてくれた。
ありがとう、しかなくて
ありがとう、がいっぱいで、
仲間にもお店の方にも、
お客様にも、
空間にも、
時の流れにも、
全部に。

開演前の窓から見える晩秋。
大きなクリスマスリース
終演後の記念写真
左、ピアニストの針生奏子。
右、ヴォイスパフォマーの荒井真澄。
真ん中、わたし。
場所、「びすた〜り」

しあわせな時間でした。
聴きにきてくださった皆さま、
ありがとうございます。

リハーサルの写真↓

真澄ぃの朗読は音楽みたいなのです。
マルチな才能全開のカニャなのです。

そして


いろいろな日々は、
アソートの詰め合わせ。
美味しかったり、
苦かったり、
辛かったり、
甘かったり、😊
そう、
生きるって、楽なことだけじゃ無いけど、生きてて良かったって思える時間も、いっぱいある。

そんな毎日を積み上げていく。
明日も、明後日も。

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