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オカダマニラでFIRE!!!———オカダマニラ奪還!


本日2022年9月5日、オカダマニラを運営するタイガーリゾーツ社(TRLEI社)の親会社であるユニバ社から下記IRがリリースされました。


1.ユニバ社のリリース


(開示事項の経過)オカダ・マニラの施設及び運営奪還に関するお知らせ

要旨は以下の通り。

  • フィリピンゲーミング公社(PAGCOR)は最高裁が出した原状回復命令(SQAO)において、岡田和生氏による新たな役員の任命は認めないことを決定

  • TRLEI社の親会社タイガーリゾーツアジア社(TRAL)の代表者に岡田氏は認めない

  • PAGCORの代表者は、フィリピン国家警察(PNP)の支援を受けて、岡田派が率いる取締役会、その代表者、非従業員らに対して上記の 2022 年 9 月 2 日付の決議命令を執行し、ユニバ派がオカダ・マニラの施設及び運営の管理権を奪還

  • 岡田派は各部門の従業員を不当に解雇契約書等の証憑資料の廃棄や無断での社外への持ち出し、一部の実物資産の不当収得(カジノケージ資金等)、デジタルデータの改竄等を行っていることが想定され、調査、財務諸表への影響の検討等、運営体制の正常化に努める

  • SQAO はフィリピン最高裁判所にて再審理中

  • 控訴裁判所は、9月中旬頃までに事実認定結果を最高裁判所に戻す

  • 最高裁判所は、さらに 1 ヵ月程度の審議後、判決等の交付の予定です。

  • 岡田氏は最高裁判所の最終判断が出るまでの間、TRLEI の取締役にとどまる


2.タイガーリゾーツ社のリリース


先んじて昨日9月4日未明、オカダマニラを運営するTRELIからも下記リリースが出ています。

Cojuangco-led board ousted PAGCOR intervention brings order to Okada Manila

日本のIRでは省略された内容を備忘録として追記しておきます

  • 岡田派の経営陣はPAGCORが施設に立ち入るのを認めなかったために小競り合いとなった(先の動画参照)ものの短時間で平和的に経営陣の入れ替えは行われた

  • 2022年9月2日付のPAGCORからの決議を、オカダマニラの違法に選出された取締役会、その代理人、および非従業員に伝達

  • PAGCORの決議は、2022年5月2日に設立されたオカダマニラの取締役会の承認を撤回することを決定し、結果として岡田和生氏のみ取締役、会長、CEOとして復帰した

  • Dindo A. Espeleta、Antonio O. Cojuangco、Maximo Modesto Joel C. Flores、Tetsuya YOKOTA、Hiroshi Kawamura各氏はカジノ事業に関連する職務を停止と、カジノケージ資金を支出することの禁止、施設の平和的な明け渡しを命じた

  • PAGCORの決議、オカダマニラの企業内紛争における当社(ユニバ派)の立場を確認するものだと考えており、これは、最高裁のSQAOの文言と精神の両方に合致している

  • 違法に任命された経営陣は、数時間にわたってエレベーターのほとんどを停止させ、客用のエレベーターも含めて移転を妨害した

  • オカダマニラの管理運営は、TRLEI会長のByron Yipが率いるTRALに引き継がれ、金曜日から完全に彼らの管理下に置かれている

  • CCTVには岡田派の従業員のGilbert Giazon氏が、ホテルのオフィスとして使われていた866号室で書類をシュレッダーにかけている様子や、箱入りの書類を持ち出している様子も撮影されている

  • 司法省(DOJ)の Jesus Crispin C. Remulla(ジーザス・クリスピン・C・レムラ)長官は、この件に関して正式な政府見解を発表した
    「PAGCORは、カジノ運営会社などのステークホルダーに関する企業間紛争について、PAGCORが規制権を行使する権限を持つことを保証する。最高裁の現状回復命令は、岡田氏をTRLEIの株主、取締役、会長、CEOとして復帰させることだけを義務づけたものであり、岡田氏にTRLEIを経営する権限を与えたものではない。SQAOの厳格な解釈は、最高裁判所でも明示的に指示されている。」

  • オカダマニラの経営と施設を奪還することに成功したが、この問題を最終的に解決することに引き続き注力する

  • 望ましい結果を得ることでフィリピンが国際的な投資家の信頼を回復する一助となるはずだ


3.所感


週末にあれこれ調べて呟いていましたがおおよその想定の通りです。まあ岡田派VSユニバ派でお互い譲れない戦いなので多少揉めるのは仕方ありませんが、カジノを楽しむお客様に迷惑をかけるのは許せませんね。旧経営陣のホスピタリティのかけらもない振る舞いは言語道断です。大岡裁きの逸話に似たような話がありましたがどちらが経営者として相応しいのか一目瞭然でしたね。


富士本社長、ジェイソン氏、ならびに巻き添え食ったオカダマニラマニアの皆様、大変お疲れ様でした。とりあえず、運営がユニバ派に戻ってよかったですが、今回の騒動でSQAOの状態に戻っただけなので、最高裁の判断待ちまでまだ気を抜けません。3ヶ月間の空白期間の対応、未だ会長である彼やトニーらの処遇、同時並行してSPACもあり、実際の業務としてはなかなかにしびれますね。岡田氏もこんなことであきらめるような方ではないでしょうしね、、、。


しかしまあ、銘柄には惚れるなっていいますが、保有していてこんなに楽しめる銘柄って他にないと思います。例えるなら、まるでジェットコースターに乗っているみたいです。まさに「楽しい!」を具現化するエンターテインメントの総合企業ですね。


4.本日のFIRE


今日はランチオンリーなのでようやく来れた神田にある薬膳出汁時計仕掛けのスパイスカレー。

駅前の野球のポスターに塗れた雑居ビルの3階にあり、カレー屋には全く見えないので入店するのにちょっとしたハードルがあります。

初心者なのでチキンカレートムヤム風としま腸赤エビホタテカレーの2種盛りにしました。
魚介出汁スープが香りとろふわのしま腸と食べると絶品です。付け合わせが7種あり2種のカレーと合わせると口の中が14種類の味の玉手箱です。

カスメリティたっぷりの薬膳出汁カレー、スタンプラリーが終わったらまた来たいですね。


当ブログでは全国の、特に東京の本当に美味しいカレー屋さんを感謝と応援の気持ちを込めて紹介していきます。社畜の私はカレーに救われて、癒されて毎日を生きています。あんまり難しいことは考えず、んまそう!と思ったら是非お店に足を運んでみてください。





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