【レビュー3】 船を編む

三浦 しをん 光文社

日頃、何の気なしに使っている『言葉』。
確かに、相手に伝わらず試行錯誤した事もありますが、ここまで真剣に向き合っている人達がいるなんて思いもよりませんでした。

言葉ヲタクの主人公が辞書を編む(出版する)為に真剣に仕事をする(生きる)物語。それによって周囲の人達も仕事(人生)に真剣に向き合い始める。

仕事とは?人生とは?多くの人が持っている悩みをストレートに正直に問いかけてくる作品。

物語全編を通しての言い回しも、いちいち小洒落ていて面白い。

ブログなど言葉でお仕事をされている方で、この作品を読んだことが無ければ絶対に読むべき一冊。

読む時間の無い方は映画で



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