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学校図書館のウラガワ〜学校図書館と学校司書ってなんなのさ

 学校図書館司書しています。

学校図書館って図書室のこと?
そうです。
通称『図書室』です。
学校図書館法第3条に【学校には、学校図書館を設けなければならない】とありますので、学校にあるのは学校図書館というもので、呼び方は自由ということで「図書室」と呼ばれてきました。

その、学校の図書館に専任でいる司書が学校図書館司書という職員です。
公共図書館の司書さんが業務を担うこともありますし、特に司書資格がなく業務に携わる方もいらっしゃいます。
これは雇う側(主に自治体)の雇用条件によりますので、絶対これ!という決まりもありません。
ついでに「学校図書館司書」という資格もありませんし、専門の学問もありません。

ないない尽くしの不思議な職業です。

しかも業務内容は「学校図書館の職務に従事する」とあり、「学校図書館の職務」とやらを行うわけです。
(学校図書館の職務についてはまた次回)

ちなみに学校図書館のつかない「司書」として採用された場合には「図書館の専門的事務に従事する」とあり、学校図書館の職務とは別の仕事なんですね。

あー、わかりにくい笑

よく司書教諭とも間違えられるのですが、司書教諭とは教員免許を持ち、かつ、司書の勉強もおさめた方のことで、多くはクラス担任を持ちながら校務分掌で学校図書館の担当となっている印象です。

司書教諭に関しては、ある程度の規模の学校には置かなければならないという決まりがありますが、学校図書館司書は(規模は関係なく)「置くように努めなければならな」くて、司書さんは「置かなければならないとまではされていない(わかりづらっ💦)」とされています。

とまあ、こんな棲み分けのされた職場と職業なんですが!

日本に生まれて日本国籍を持つ人は必ず小中学校に通うのに(であってるよね?)、にわかに出てきた「学校図書館」とか「学校司書」という馴染みのない言葉に不信感を拭えてない感じがしてまして、ちょっくら舞台裏をお見せしようじゃないですか、とノート書こうと思い立ちました。

どれだけの人が見たいのか、それとも全然興味ないのかわかりませんが、ま、自己満足かな笑

まずは名称についてでした。
覚えなくてもいいです。
覚えてもらえたら嬉しいけど。
違うんだなぁくらいでもいいです。
ただ「図書室」ではなく「図書館」って言ってくれるとうれしいな、ってところです。


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